上の写真は正面中央に見えるのが東京駅。皇居は車の通る所は舗装されていたが、この辺から二重橋の見える所を経て、桜田門へと向かうには小さな砂利石が敷かれていて少し歩き難かったのだが、最近になってアスファルトの道が出来て、歩き易くなった。
皇居の中は、皇居東御苑(江戸城二の丸跡)が月曜日と金曜日を除いた曜日にほぼ見学が出来る。それ以外にも、宮内庁に申し込むと見学出来るコースがある。
石垣の要所には大きな石が使われている。
これは天守閣跡の石垣で、江戸時代の初めの頃の明暦の大火(振袖火事)による飛び火のために焼失した。その後は、再建される事はなかった。
ビル群はかなり向こうだ。あっちの方から火の粉が飛んで来て、焼けてしまったのか。
ここは良く写真で見る二重橋付近である。この辺りに、はとバスのツアー客やら外国人観光客が多く集まり、写真撮影となる場所。この橋を渡ったところが正門 になる。
この門が桜田門。安政の大獄で粛清を行った大老の井伊直弼が、水戸の浪士達によってここを出た所で暗殺された事件が、「桜田門外の変」。
桜田門を出た所にある堀。西から東へと台地が海に向かって低くなっている谷を利用して堀を造ったのだろうか。下の写真は日比谷辺りの低地で、ここから北の方へと堀は曲がっている。
江戸時代以前は日比谷に入江が入り込んでいて、この辺りもかなり海に近かった。
桜田門から堀を渡り、堀と並行して走っている広い「内堀通り」を越えたその向かいに旧法務省のレンガ造りの建物がある。建物の中の一部は、見学出来るようになっている。
ここは霞が関官庁街の一角で、ここから南の方へと桜田通りの両側に官庁の建物が並んでいる。
財務省
文部科学省
こんなお店があった。コーヒーなどのドリンクもお茶菓子もゼロ円。
店の向かいには霞が関ビルがそびえる
平将門の首塚へ寄って、東京駅に戻って来た頃には、もう日が傾きかけていた。