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2009年12月15日火曜日

馬の脚と人間の脚


 駅前のデッキで「馬を触ってみませんか」と何かの勧誘をしていた。見ると、小さな馬が臨時に作られた檻の中に入っていた。

 聞いてみたら乗馬の宣伝だった。僕は、以前から疑問に思っていた事を聞いてみた。それは馬の脚は骨ばかりの様に見えてあれ程細いのに、何故あんなに速く走れるのだろうか、という事だった。あの様に細い脚で、あれだけの体重を支えている事自体が不思議だった。

 もしかすると僕の脚の方が筋肉が付いているかも知れないと思ったりもする。でも短距離走では、馬と比べるどころか人間の中でさえも、僕は至って足の遅い方である。勧誘の人に聞いてみると、馬にも農耕馬の様に脚の太いのもいて、走るのは遅いが、その一方で力は強いという。

 そうか脚の細いのは速く走り、太いのは遅いが力強いのか、と納得。人間にしても100メートル走の世界王者のボルトは、脚が長くてほっそりしている。
 日本人にしても、最近では脚は長くなったが、以前の様に太くて短いのは短距離向きではないのか。自分はというと脚は短くはないが、太腿はどちらかと言うと細めの感じで、ふくらはぎの方が太めだ。これじゃあダメなんだろう。ボルトもふくらはぎは細く、腿が太い感じだった。
 馬も前足は筋肉がある様には見えないが、後ろ脚の方は腿から尻にかけては筋肉がかなりありそうである。アフリカ系の人にしても太腿から尻にかけての筋肉の盛り上がりは目立つ。あの辺で差が出るのだろうか。


 今度、体験乗馬にでも行って、馬の腿から尻にかけてをじっくり観察でもしてみようか、蹴られない様に用心しながら。

2009年11月7日土曜日

カラスと秋の暮


 「枯れ枝に 烏のとまりけり 秋の暮」(松尾芭蕉) と、暮れゆく秋の日のものわびしい感じを表現してみたかったが、さしずめ「アンテナに カラスのとまりけり 秋の暮」といった所だな。




 て言うか、カラス多過ぎだわ。

2009年10月22日木曜日

透明ガラスと虫や鳥


 電話ボックスの中で、蝶が羽をバタバタさせて外に出ようとしていた。たぶん下の隙間から入ったのだろうが、出ようとしたらガラスが邪魔して出られないで、ちょっとパ二クったりしている。
 透明なガラスが見えなかったり忘れたりして、当たってしまう事は人間でもある。でも人間にしても、仮に虫のように小さくて大きなガラスに初めて遭遇したとしたら、何が何だか分からずに慌ててしまうに違いあるまい。
 以前、家の中に入り込んで来た雀を外に追い出そうとした所、逃げようとして透明なガラス窓にぶつかってしまった。そんなに強くは当たらなかったと思ったのだが、気絶でもしたのかと推測したのとは違って、手の中で目を閉じたまま固くなってしまった。たぶんショック死だと思う。
 またある時は、京都のとある庭園でガラス越しに庭を眺めていた。外では鳥がさえずりながら飛び回っていた。その時、ガラスにその鳥が当たった様な音がした。ははー、ガラスが見えずにぶつかったんだなと直感した。
 その方向を見ていると、暫くしてまた鳥がガラスの方へ飛んで来た。すると今度はガラスにぶつかる直前でほとんど直角に下へと降りて衝突を避けたのだった。この鳥は学習したと思った。しかもミスした直後に練習をしてる訳だ、忘れない内に。これが凄いね。
 東北大学の構内のカラスは固い殻の実を車に轢かせて食べるというニュースをいつぞや見たが、鳥にも中々なのがいる。

 

2009年8月28日金曜日

蟻に見るチームワーク


 何かの昆虫の死骸片を蟻たちが運んでいた。四匹の蟻が平べったくて正方形に近い物の4点を咥える様にして、巣に持って行こうとしているみたいだった。

 巣の場所はどの蟻も知っているに違いない。しかし、どういうルートで持って行くかのそれぞれ思惑は、違っているかも知れない。ところが、互いに引っ張り合って落としてしまうような事はない。かと言って、ハッキリとしたリーダーがいる訳でもないのようだ。あっちに行ったり、こっちに行ったりはしていた。

 一つの方向へ持って行こうとするのがいると、他の蟻はそれに合わせる。暫くして違う蟻が別の方向へ持って行こうとすると、今度はその蟻に他が合わせる。そうやりながら落とすことなく、結果的に巣へ運んで行くのだろう。最後まで見届けはしなかったが。