2015年11月19日木曜日

病院の建て替え続々

【新中核病院・桜川市立病院の建設計画】
■ 茨城県筑西市と桜川市は地域にあったこれまでの3病院を2病院に再編成して移転新築する計画を進めています。
新たな病院は新中核病院と桜川市立病院で、建設場所は前者が筑西市養蚕地区を候補地とし、後者は北関東自動車道桜川筑西インターチェンジに近い長方準工業地域から高森地区周辺エリアが候補地となっています。


【相模原協同病院移転新築】
■ 相模原協同病院は建物の老朽化と狭隘化のために新病院を移転して建設します。
現在は基本設計業者を決めるための選考中で、2016年中頃までの委託期間の予定。
移転先は神奈川県相模原市緑区橋本台4-1711-4で、延べ床面積は約40,000㎡を想定しています。総病床数は472床。


【(仮称)茅ヶ崎市地域医療センター等複合施設新築】
■ 茅ヶ崎市は地域医療センターと三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)事務所の複合施設を建設する計画。
候補地は、現在の地域医療センターの場所、行政拠点地区内の資源物選別処理施設跡地の2か所が考えられています。
施設は3階建てで、延べ床面積は約3,400㎡です。 このうち、1階部分は休日・夜間急患センターとして市が所有。現在の地域医療センター1階部分(休日・夜間急患センター)の床面積は692.6㎡ですが、新たに整備する複合施設の1階部分(休日・夜間急患センター)は約1,200㎡を見込ん でいます。なお、この面積には調剤薬局も含みます。
2・3階部分は三師会の事務所及び講堂・会議スペースで、基本的に各団体が所有。
2015年度は建設手法等について三師会及び市の4者で基本合意書を締結し、医師会発注により設計に着手。
 その後、2016年度から2017年度にかけて、建築主体工事、給排水衛生設備工事、 電気空調設備工事、外構その他工事に着手し、2017年12月までの竣工を目指します。


【船橋市立医療センターの建て替え】
■ 船橋市は「船橋市立医療センターの建て替え検討にかかる調査・支援業務」を株式会社病院システムに委託しています。
調査業務の主な内容は、①医療を取り巻く環境(国の政策動向、県の政策動向、その他)②医療圏・診療圏の医療需給状況(医療提供体制、患者受療動向調査、その他③将来推計患者数④病院の現状調査と課題の抽出(院内ヒアリング、当院の患者受療動向調査、診療実績・財務分析、土地・建物の老朽化・狭隘度調査、その他⑤課題に対する解決策の提示──などです。


【大橋新病院建設】
■ 2015年5月16日、大橋新病院建設工事の地鎮祭が建設予定地にて執り行われました。
本工事の設計は佐藤総合計画、施工者は東急建設。2017年度中の開院を目指します。


【国際医療福祉大学成田病院(仮称)】
■ 千葉県成田市は「公津の杜」(公津の杜4-1-1~5)の京成電鉄の所有地(14,827㎡)に大学医学部付属病院の新設を予定。
候補地は畑ケ田地区の多目的スポーツ広場整備用地(152,419㎡)とその周辺の畑などを合わせた約18・8ヘクタールの敷地。
建物の規模は鉄筋コンクリート造11階地下1階と同6階建ての2棟で、総延べ床面積が約48,850㎡。病床は600床。2017年度上半期の着工、2020年4月の開業の予定。
市が京成電鉄から土地を取得し、大学側に無償貸与する見通し。建設費(医療設備費含む)は約160億円と想定しているが、資機材費の高騰などを考慮して、将来的に増額する可能性もあります。
医学部を含めた医療系大学は2016年4月に開校し、病院や介護施設は2017年9月にオープンする予定。


【東京都済生会中央病院新主棟建設工事】
建築工事の概要は次の通り。
名称: 東京都済生会中央病院新主棟建設工事
地番: 東京都港区三田1-101-11
用途: 病院
規模: 鉄骨造14階地下1階建て、延べ面積は約30,274 ㎡。
建築主: 社会福祉法人恩賜財団済生会支部東京都済生会 
設計者: (株)鹿島建設(株)
施工者: 同上
工期: 2015年2月から2018年2月までの予定。 


市立柏病院改築

千駄堀新市立病院建設

前橋赤十字病院移転

松戸市立病院の建て替え