2015年10月30日金曜日

旧中原街道(港区三田)近くの寺と風景

港区三田近くのこの辺は、お寺の多い地域でした。その道の両サイドにはお寺が並んでいて、寺町風でした。山門から中を覗くと小奇麗で個性的な庭が見えました。



緑のこんもりした感じが別世界を演出していますね。



松でしょうか、枝の張り出し具合と草木の配色がきれいです。


スッキリした素朴な雰囲気と、奥の家に続く道のくねりが何とも言えません。



「御化粧延命地蔵尊」とあって、少年がお地蔵さんに白い粉を塗っていました。こうして塗るとご利益があるようです。




この写真は夏に撮ったのですが、何日か前に本屋で立ち読みをしてたら、同じ写真が載っていました。雑誌のタイトルは確か「東京・・・」とかでした。アングルはほぼ同じで、これよりずっと綺麗に撮れてました。プロですし、カメラも違いますからね。ここだけ昭和の世界でした。

2015年10月18日日曜日

鬼怒川の堤防決壊から1か月経った現場を歩いた



常総市の焼却場の近くにはゴミの山が広がっていました。





自然堤防が削られた場所から越水のあった現場です。




向こうの方に土のうが積み上げれています。




上は1か月前の越水した当時の写真です。(テレビ映像から)





なぎ倒された河川敷の木々が川向こうに見えました。



 自然堤防から一段低くなった道をを歩くと、当時の水嵩の跡が木々に残っていました。





泥水に浸かった稲は茶色に染まって倒れていました。





堤防を歩いていると石下地区の水没を免れた地域がありました。この辺りは自然堤防の広がった微高地になので、水が来なかったようです。


 水に浸かった形跡は見られません。





洪水に浸かった跡がくっきりと残る生垣。石下地区でも少し低い場所になるとこの位は浸かってしまうのでしょう。


決壊した側の左岸と反対側の右岸の堤防に来てみました。



 川の向こうに決壊場所の仮堤防が見えています。決壊場所は川の流れから広い河川敷を挟んだ左岸の堤防になります。


 河川敷は川の傍から遠くなるに従って高くなっているようです。つまり自然堤防のようになっていて、その上に人工の堤防があります。



 画面の真ん中を横に走る堤防のラインを見ると、中央の木を境に左の直線ラインより右の方が低いのが分かります。これを同じ堤防のラインかと思ってしまいしたが、どうも違ったようです。


右上に小さく仮堤防が見えますが、仮堤防の下のラインとそこから左に直線上に伸びているラインとが一致するので、一段下がって見えたラインは河川敷にある自然堤防のラインと思われます。現在の堤防はその奥にありますが、河川敷の木々によって隠れてしまっています。

橋を渡って左岸堤防へと向かいました。鬼怒川左岸の河川敷が見えますが、川から遠ざかるにしたがって高くなっているようです。




仮堤防が見えます。河川敷の東西ライン(上が北)は写真左の川に近づくにつれて低くなっているのが分かります。



仮堤防が完成していました。


仮堤防を上から見た図面です。赤く塗りつぶした部分が白いブロックで覆われた所です。

断面はこのようになっています。




堤防の外は、見る限りほとんど当時のままでした。


道路と接する家の下の土がえぐられて、家が大きく傾いています。


まだ水が溜まったままです。


アスファルトもめくり上げられたようになっていました。


2015年10月13日火曜日

さいたま市大宮区役所の新庁舎基本計画まとまる

 埼玉県さいたま市の大宮区役所は、老朽化のために現在地から南へ約500メートルの県合同庁舎跡地に移転新築する予定です。その内容がこの程まとまりました。



 新庁舎の施設規模・・・区役所等は延べ床面積が約13,700㎡、併設される大宮図書館が約2,400㎡、(仮称)ふれあいスペース・カフェが約1,600㎡、駐車場(約180台)、駐輪場(約310台)。

 具体的な整備方法・・・基本設計から実施設計や建設、さらには維持管理運営までを一括発注し、全体費用を20年の事業期間中に分割払いとします。
 これによって単年度の大きな支出を避け、一括発注でのコスト削減も期待できるそうです。
 
 概算事業費・・・約137億円ですが、これも経済状況等の変動を踏まえて修正して行くようです。

 今後のスケジュール・・・11月中旬頃に審査委員会で事業者を公募し、2016年2月中旬に受け付け締め切り、3月中に事業者を決定します。その後は2016年度~2017年度に新庁舎の基本設計と実施設計、2017年度に着工、2019年5月に供用開始の予定です。

 ※問題点・・・一括発注によるコスト削減や割賦払いで初期費用が抑えられても、全体の総額予算で見た場合はコスト増になるかと思われます。 

2015年10月9日金曜日

建築計画・解体工事(新宿区3)

■ (仮称)新宿第2アオイビル
地番: 東京都新宿区西新宿7-1-1
用途: 集会所・診療所・店舗・駐車場
規模: 鉄骨造(一部鉄筋鉄骨コンクリート造)11階地下1階建て、延べ面積は6,705㎡
建築主: 永和不動産・アトム
設計者: 久米設計
施工者: 大林組
工期: 2016年6月~2018年9月
解体工事の概要は次の通り。
名称: 新宿第2アオイビル解体工事
解体規模: 鉄骨鉄筋コンクリート造13階地下2階建て、延べ床面積は約6,529㎡
事業主: 永和不動産・アトム
施工: 大林組
工期: 2015年9月~2017年3月(石綿除去等9月~11月)


■ (仮称)歌舞伎町3号館新築計画
地番: 東京都新宿区歌舞伎町1-27-2
用途: 飲食店・遊技場
規模: 鉄骨造(一部鉄筋鉄骨コンクリート造)9階地下1階建て、延べ面積は3,471㎡
建築主: モンテローザ
設計者: シーデザイン
施工者: 未定
工期: 2016年4月~2017年5月
解体工事の概要は次の通り。
名称: モンテローザ歌舞伎町第一ビル(旧中台ビル)解体工事
解体規模: 鉄筋コンクリート造・鉄骨造5階地下1階建て
事業主: モンテローザ
施工者: 藤木工務店
工期: 2015年9月~2016年3月(石綿除去等9月~10月)



東急レクリエーションは、閉館した新宿・歌舞伎町の映画館「新宿 TOKYU MILANO」(新宿ミラノ座)の利活用を検討し、跡地開発や施設・土地の売却などが考えられています。
所在地は、西武新宿線新宿駅東側の新宿区歌舞伎町1の29の1(敷地面積約4000平方メートル)。
建物は、本館(鉄骨鉄筋コンクリート造6階地下2階建て延べ面積は13,957㎡)と新館(鉄筋コンクリート造9階地下2階建て、延べ面積は2,949㎡)の2棟です。4つの映画館(約2,000席)やボウリング場、飲食店などがありました。2007年以降に東京メトロ丸ノ内線新宿三丁目駅付近で「新宿ピカデリー」「新宿バルト9」の映画館が開館して客数が減少し、建物の老朽化も含め営業の継続を断念しました。 
東急レクリエーションの担当者は「周辺で進む再開発ビルや宿泊施設の建設で、歌舞伎町の開発機運は高まっている。共同建て替えや再開発の計画が持ち上がれば、解体する可能性もある」と話す。(参照:日刊建設工業新聞)


■ (仮称)歌舞伎町2丁目ホテル新築工事
地番: 東京都新宿区歌舞伎町2-457-6他
用途: ホテル
規模: 鉄骨造13階地下1階建て、延べ面積は約3,283㎡
建築主: アオキビル
設計者: 宮田建築事務所
施工者: 未定
工期: 2014年10月~2016年1月
解体工事の概要は次の通り。
名称: 歌舞伎町パーキング解体工事
解体規模: 高さ43.7m
事業主: アオキビル
工期: 2014年8月~2014年10月


■ (仮称)新宿グランベルホテルアネックス計画
地番: 東京都新宿区歌舞伎町2-426-1他
用途: ホテル
規模: 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)16階建て、延べ面積は2,255㎡
建築主: FSY101
設計者: UDS
施工者: 未定
工期: 2015年10月~2016年12月


 (仮称)(一財)日本健康管理協会 新宿健診プラザ
地番: 東京都新宿区歌舞伎町2-389-1他
用途: 診療所(患者の収容施設のないもの)
規模: 鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造9階地下1階建て、延べ面積は約6,116㎡
建築主: 日本健康管理協会
設計者: 久米設計
施工者: 松井建設
工期: 2015年12月~2017年8月
解体工事の概要は次の通り。
名称: (仮称)(一財)日本健康管理協会新宿健診プラザ新築工事に伴う解体工事
解体規模: 鉄筋コンクリート造地上10階地下1階、高さ約32m
事業主: (一財)日本健康管理協会 
工期: 2015年7月~2016年9月(石綿除去7月~9月)


■ (仮称)新宿区新宿7丁目計画
地番: 東京都新宿区新宿7-321-2
用途: 店舗付き共同住宅(賃貸)
規模: 鉄筋コンクリート造12階地下1階建て、延べ面積は約6,078㎡
建築主: 東急不動産
設計者: IAO竹田設計
施工者: フジタ
工期: 2015年8月~2017年3月


■ (仮称)トヨタ東京カローラ新宿店新築工事
地番: 東京都新宿区新宿7-322-2他
用途: 自動車ショールーム及び自動車修理工場
規模: 鉄骨造2階建て、延べ面積は約1,866㎡
建築主: トヨタ東京カローラ
設計者: 中日設計
施工者: 五洋建設
工期: 2016年2月~2016年9月


 (仮称)アパホテル<東新宿歌舞伎町>
地番: 東京都新宿区歌舞伎町2-438-8
用途: ホテル
規模: 鉄骨造14階建て、延べ面積は約1,859㎡
建築主: アパホテル
設計者: 日企設計
施工者: 未定
工期: 2015年10月~2017年3月
解体工事の概要は次の通り。
名称: (仮称)アパホテル<東新宿歌舞伎町Ⅱ>既存建物解体工事
事業主: アパホテル
施工者: 桂興業
工期: 2015年5月~2015年10月


■ (仮称)新宿区新宿8丁目新築工事
地番: 東京都新宿区新宿8-129-1他
用途: 共同住宅・店舗
規模: 鉄筋コンクリート造19階地下1階建て、延べ面積は約27,898㎡
建築主: 三和不動産
設計者: 長谷工コーポレーション
施工者: 未定
工期: 未定


■ (仮称)北新宿1丁目計画
地番: 東京都新宿区北新宿1-321-1
用途: 共同住宅・事務所
規模: 鉄筋コンクリート造13階建て、延べ面積は約2,099㎡
建築主: 矢口トータルエステート
設計者: 積水ハウス
施工者: 同上
工期: 2015年9月~2017年2月


■ 西新宿六丁目第5ブロック東地区計画
地域の名称: 東京都新宿区西新宿6-727-3他
開発区域面積: 約4,430㎡
許可業者: 大和ハウス工業
施工者: 鹿島建設
工期: 2010年4月~2017年9月
西新宿六丁目第5ブロック東地区計画 既存建物解体工事
事業主: 住友不動産
解体規模: 木造・鉄骨造2階建て、5棟
工期: 2015年5月~2015年6月