2016年9月24日土曜日

奥の細道で松尾芭蕉が歩いた道の石に長い歴史の重み(東北番外編)

 日本海沿岸を秋田方面へ北上しました。

 日本海です。




 山が海の傍まで張り出してきています。




 そうした地形から昔は陸上交通は難所が多かったようです。山形県と秋田県の県境辺りに公園があって、奥の細道で松尾芭蕉が通った昔の道が残っていました。








 近代になってトンネルや鉄道が通るまでは、岩や石の多い山道を主要道路としてたくさんの人が行き来していたのでしょう。





 



 こういう擦り減った石は堪りませんね。当時ですから草鞋(わらじ)です。どれだけの草鞋で踏まれるとこう擦り減って来るのか分かりませんが、数百年踏まれ続けてこうなったのでしょう。







 石を良く見ると文字が掘られていました。「足」のようです。


 これは人偏の右側の部分がちょっと分かりません。