2016年6月28日火曜日

郵貯銀行の株主総会に行って来た

 さいたまスパーアリーナでゆうちょ銀行の株主総会があったので、どんなもんかと出かけて来ました。
 若い社員のような人があちこちに配置されていて、大勢で出迎える態勢でした。メインアリーナは初めて入りましたが、可動式の座席で区切られたせいもあって観客席はそれほど広くない感じがしました。

 最初に事業報告が読み上げられて、「外国資本への投資を増加させて行く」と説明があったので、その内容をもう少し詳しく教えてほしいと手を上げて質問しました。

 マイナス金利政策で、国債運用が基本だった郵貯の資金もリスク投資に向かい始めるらしいのです。 
 担当の副社長は「約46兆円を外国証券、他に国内外の不動産に投資して行く」と答えました。また「外国資本の多くは社債で45.3兆円の保存残高があるが、100%の為替ヘッジをしている」と言ってました。「国債は米国・独・仏・伊を持っているが、全額為替ヘッジをしている。円高で評価損はあり、リスクは抱えている」とも言ってました。

 不動産投資は外部からプロの人材を登用したり、アセットマネジメント部門を通じて外部へ委託もするようです。という事は、新興国への不動産投資は外部に丸投げかも知れません。

 副社長は、「株・債券・為替・クレジット・コモディティーなどを20数年関わって来て、どこにどういう人材がいるか知っている。リスク管理部門も作った」と言ってました。