2016年5月21日土曜日

大宮西部地区(さいたま市)では区画整理が進行中



図を説明しますと、区域の一番下部分の直線ラインがJR埼京線と接しています。青い線の長方形の場所がJR埼京線の西大宮駅です。区画整理はそこから北方向となります。図の下の方の部分で横つまり東西に青色の直線が描かれていますが、以前からある西大宮バイパスです。

この全体の地区では荒川に注ぐ滝沼川が北東から南西方向に流れていて、以前は湿地帯が広がる自然豊かな風情を残す所でした。
地区の真ん中辺りに埼玉栄高校や指扇中学があり、その周辺に住宅などの開発が今後進められることになります。


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土地利用の方針は次の通り。
①駅前地区(A地区)・・・JR西大宮駅前のとして商業・業務地の形成を図ります。

②生活拠点地区(B地区)・・・B-1地区は生活便利施設等の立地を図る。B-2地区は滝沼川などの自然環境を生かし、近隣公園などを予定します。

③沿道地区(C地区)・・・C-1地区は西大宮バイパスの沿道という立地を活かした施設の誘導を図ります。C-2地区は幹線道路沿いの立地を活かした生活便利施設や住宅を形成します。

④中低層住宅地区(D地区)・・・D-1地区は生活関連施設と住宅の複合施設である中層集合住宅の立地を図ります。D-2地区は既存の教育施設と調和した店舗や業務系施設と、住宅が複合した中層集合住宅の立地を図ります。また滝沼川沿いは緑化を図って憩いの空間を形成する。D-3地区は中低層の住宅の立地を図ります。

⑤低層住宅地区(E地区)・・・既存樹林を保全し、住環境の形成を図る。滝沼川沿いは緑化します。

⑥工業地区(F地区)・・・県道沿いの立地を活かし、工業や事務所系の誘導を図る。また住居系用途地域と隣接する道路境界線側の敷地は緑化します。



埼玉県看護協会新研修センターの新築工事が間もなく始まります。場所はJR西大宮駅から北へ向かうと西大宮バイパス交差します。そこの角です。


概要は次の通り。
【埼玉県看護協会新研修センター新築工事】
地番:さいたま市都市計画事業大宮西部特定土地区画整理事業地内123街区①
用途:事務所
規模:KIP-RC造2階建て、延べ面積は約3,522㎡。
事業者:埼玉県看護協会
設計者:鹿島建設
施工者:同上
工期:2016年6月~2017年4月