旧中山道沿いの浦和商工ビルは解体工事も終わり、現在はさら地になっている。ここに20階建ての複合ビル(店舗・事務所・住宅)を建設する予定だ。着工は来年3月になる見通し。
とにかく浦和駅の西口は高層住宅が目に付く。昔から県内ではハイソサエティーが住む地域としての人気は高かったようだ。
住宅が全国的に供給過剰な今日でも、駅に近い周辺の分譲住宅の売れ行きは良いのかもしれない。
これから建設されるJR浦和駅周辺の主な商業ビルやマンションの概要は次の通り。
■ (仮称)さいたま市浦和区仲町1丁目計画・・・さいたま市浦和区仲町1-30-1
旧中山道沿いで、浦和商工ビルがあった場所。ここに共同住宅・駐車場・事務所・店舗の複合ビルが建設される。
住戸数146戸
規模は鉄筋コンクリート造20階地下1階建て、延べ面積は約15,634㎡(2棟)。
高さは68.9m。
工期は2015年3月から2017年4月まで。
事業者は三菱レジデンス(株)。
設計は(株)フジタ首都圏支社一級建築士事務所。
施工者は未定。
■ (仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事・・・さいたま市浦和区高砂1-139-3他
駅ビルがなかったJR浦和駅だったが、店舗で構成される駅ビルが建設される。
規模は鉄骨一部鉄筋コンクリート造7階建て、延べ面積は増築が約7,533㎡(全体は約17,521㎡)。
高さは35.78m。
設計は東日本旅客鉄道(株)東京工事事務所一級建築士事務所。
施工者は未定。
工期は2016年1月から2018年6月まで。
■ (仮称)浦和駅高架下店舗新築工事・・・さいたま市浦和区高砂1-139-3他
高架下の駅改札周辺が中央エリアで、店舗や観光案内所になる。その北側は物販や飲食店のほか、保育所などの子育て支援施設を誘致する。南のエリアは駐輪場。
規模は鉄骨造2階建て、延べ面積は約9,987㎡。
設計は(株)ジェイアール東日本建築設計事務所。
施工者は未定。
浦和駅高架化の工事が進められている。
それぞれの場所での工事状況が張り出されていた。
■ (仮称)さいたま市浦和区東仲町計画・・・さいたま市浦和区東仲町180-2他
JR浦和駅の東側に位置し、徒歩で5分程度だろうか。少し低地になった交差点の角で、以前はガソリンスタンドだった。ここに共同住宅(51戸)を建設する。
規模は鉄筋コンクリート造14階建て、延べ面積は約4,507㎡。
高さは43.19m。
事業者は三菱地所レジデンス(株)。
設計は不二建設(株)。
施工者は不二建設(株)。