2014年9月16日火曜日

首都圏の新築マンションは価格アップで販売減の傾向続く




 (株)不動産経済研究所の8月の首都圏マンション市場動向が発表された。

 それによると8月のマンションの発売は2,110戸で、前年同月の4,145戸に比べると49.1%も減っている。

 1戸あたりの価格は5,685万円で、前年同月と比べると889万円高い18.5%のアップとなっている。
 前月と比べても153万円高い2.8%アップしている。


 また日経電子版の月例マンション情報によると、2014年9月に首都圏で売り出される新築マンションは、65物件で5,569戸(総戸数ベース)の予定。

 前年同月が117物件11,276戸の予定だったから、比較すると物件数で44%減となり、総戸数では51%減になっている。

 これは昨年9月が消費税前の駆け込み需要がピークを迎えた月であったためとみられる。


 エリア別で見ると東京23区が2,610戸(前年同月比60%減)、

            横浜・川崎が1,049戸(同60%減)、

            千葉県が902戸(同174%増)、

            東京都下が532戸(同52%減)、

            神奈川県下が106戸(同56%減)、

            埼玉県が365戸(同13%減)。