2010年4月10日土曜日

鴨ネギ状態で借金して使いまくりの国

 専門家は煽るだけである。一つ・・・BSEに感染した牛肉を食べると多くの人が狂牛病になる。一つ・・・新型インフルエンザが強毒化して、以前のスペイン風邪の様に多くの死者が出る。一つ・・・子宮頚癌のワクチンを子供の頃に接種しないと将来癌になる恐れがある。

 それで狂牛病に感染した人はそんなに多く出たのだろうか。新型インフルエンザのワクチンは大量に余ってしまい、国は1000億円とかにも上る損失を被る恐れがあるとやら。そんなの始めの頃から普通のインフルエンザ程度の症状で、十代くらいの子供に多く罹るとか言われていて、何でそんなに買いこむ必要があったのか、謎だ。

 子宮頚癌にしても、一人4~5万円も掛かる。何でそんなに高いのか。早く打て、早くしろ、そうすれば一人でも将来その病に罹る人が減る。専門家は煽って、さらには「高額だから税金でやれ」とまで言う。

 それが終わったら次の病気のワクチンだ。何の癌だ、何の病気の予防だと次から次へと出て来るに違いない。この国は誰もが知る世界一の借金王国なのに、「もっとカネを使え、使え」と丸でカモにされている様である。
 多重債務者が食い物にされるのと似ていなくもない。カネがないのにどんどん無駄カネを使わされてしまう。

 薬が終わったら次は災害だ。200年に一度の災害に備えて、首都圏を未曾有の水害から守るのに数十兆円は掛かる。あるいは大地震から日本の心臓部の首都圏を守る必要があり、その対策費にも数十兆円掛かる。かたや富士山や浅間山の噴火対策もしなければならない。

 それらも大事な面はあるのだが、何でもかんでもと借金が膨らみ過ぎて財政破綻してしまえば、もはや総てがパーになってしまう。