大金持ちの資産家としての立場と、大借金国家のトップとしての立場という、相反する側の両方のトップの立場にある鳩山首相。
決断できない総理と巷では囁かれ、ズルズルと結論を先延ばしにしているのではないかと言われてはいるが、さてこの件では個人としての立場を優先させるのか、あるいは一国の総理としての立場を優先させるのか、全国民の目に晒されている。
貸し手である資産家の方か、借り手になる借金国の長の方か。そこが問題だ。
もし、総理の職は一時期だけなので一生続く訳ではなく、資産家としては死ぬまで続くのだから、金持ちに有利な法律を作ったとなれば、死ぬまで人々に言い続けられ、その事が歴史に残るだろう。
逆に借り手に有利な法律を作り、脱税疑惑を払拭して自身の資産でも投げ出すような事にでもなれば、その行動力に借り手側からの称賛の的になるやも知れない。
資産も相続でガッポリ取られちゃうし、死んであの世に持ってける訳でもないし、この際慈善事業にでもドンと使って、男でも上げた方が良いんじゃないかと、他人事なんで、勝手に思ったりしている。