2009年12月28日月曜日

今年の日本人メジャーリーガーの不振で思った

 現在アメリカで活躍する日本人メジャーリーガーの数は、20人だとか言っていた。しかしイチローを除くと、その活躍は余りパッとしない。WBC で世界一になったくらいだから、もう少し活躍しても良さそうなものだが、と思う。日本のプロ野球でもトップクラスの選手がほとんどである。

 何故だろうかと想像してみた。大リーグの選手の多くは中南米から来ている。貧しいそれらの国々の子供たちの夢は、アメリカに行って野球選手として成功することだ。そうした元々の土壌がある所へ、日本から突然に次々と選手がやって来て、活躍し出した。そしてWBCでも2大会連続して優勝した。となると、自分達の職場が狭くなるという感じの不安感を覚えて来たとしても、あり得ない事ではないと思う。
 君らは先進国じゃないか、そしてプロの野球リーグがあって、良い給料をもらっているいるじゃないか。それなのに何故わざわざアメリカまでやって来て、我々の職場を荒らすようなことをするんだ。僕らはこれ位しか豊かになる方法はないんだ。そんな風に思う選手が出て来ても、何ら不思議ではないと思う。

 そんな状況下にあって、余り日本選手が次々と来られても困るから、なるべく多くが来ないように、日本選手に対しては全力であたって、良い成績を残せないようにしよう。そういった裏協定が、ある一部の選手の間に作られるといった可能性はなくはないかなって空想したりする。

 もちろん万が一その様な事実があって、それがもし表に出る様な事があれば大きな問題になるから、あからさまに分かる様な形では表面化はして来ないと思う。

 以上は頭の片隅をチラリとかすめた程度の思いを、少し想像してみたのだが、余り野球選手の誰もがメジャー志向が強過ぎるのもどうかな、と思うのと同時に、向こうへ行っても実力が発揮出来るとは限らないという事をもっと知る必要があるのではないだろうか。