国道16号線を埼玉方面から来て、江戸川を渡って千葉県に入って程ない所にある。
神社の境内は真っ白に貝殻で覆われている。鳥居の前の細い道を挟んで向こうにあるビニールハウスの方までも無数の貝殻が散らばっている。
縄文時代に東京湾がこの辺まで来ていたんだ、と感慨ひとしお。定住して貝ばかり食べていたのだろうか。
ひと所に定住して、決して一遍には食べ尽くさなかったのだろう。そうでなければ、これだけの貝殻は一カ所から出て来ない。持続可能な生活を既に身に付けていたと見た。縄文人、侮り難し。
周辺を回ってみたら、ここから数百メートル離れた所でも貝塚があって、そこにも神社があった。もしかして貝塚があったから、神社を建てたのかな?
機械に振り回されている現代人よりも、昔の人の方が知恵はあった…かもね。