城下町と人形の町の岩槻にも都市化の波は徐々に訪れ、街並みも随分と変わって来ました。商家の倉が建ち並んでいた印象が以前にはありましたが、もはやその面影はなくて多少寂しい。
しかし歩道が無くて歩くのが怖かった道路には、りっぱな歩道が出来ていたり、つくっている途中だったりして、建物もセットバックしたのか綺麗になっていました。
解体工事の開始が近い岩槻区役所はもう大分以前に、東武野田線の岩槻駅前にあるワッツ東館の3・4階に移っていました。
さいたま市に合併される前には、岩槻市役所だった建物です。
8月17日の「2014人形のまち岩槻まつり」が終わってから解体工事に入るとあります。
ちなみに旧岩槻区役所解体工事は6月11日に5億4,835万7,040円で、佐伯・ユーティケー特定共同企業体に落札されました。
解体工事は、鉄筋コンクリート造3階地下1階の本館の他に、3階建ての第一別館や軽量鉄骨造2階建ての第三別館や倉庫や車庫があるようです。
こちらは岩槻城址公園に隣接する場所で、(仮称)岩槻人形会館予定地と看板にありました。
公園にを歩いていたら、赤い橋が見えました。
近づくと水面に映る橋が曲がっていました。
わ、ギザギザになっている。
ここは空掘りの下で散策路になっています。
まだまだ続くようだったが、途中で引き返しました。
こちらは「さいたま市民会館いわつき」で、耐震化工事を行うとあり、来年の4月1日から再来年の3月31日まで全室が利用停止になる予定です。
フロアーとフロアーとの間にガラス窓があって、コンクリートの壁が見えない。柱も多くはなさそう。最悪の場合に、大きな地震の時に押し潰されてしまう危険性がありそうな印象を受けました。
これを見ると水の中に浮かぶ城といった感じがしますね。