2017年5月29日月曜日

大宮区役所(さいたま市)の移転新築工事は7月に着工

 さいたま市では、老朽化した大宮区役所を建て替えるための実施設計を行っている。建設予定地の県合同庁舎の解体工事が6月頃までかかるため、7月の着工を目ざしている。新庁舎の供用開始は2019年5月の見通し。
 事業費は197億5,000万円で、内訳は設計と建設に105億円、維持・管理費に92億円。維持管理や運営は約20年間の契約となる。
 事業を一括で請け負ったのはクロスポイント(株)で、大成建設を軸にして東京ビジネスサービス・流通サービス・小学館集英社プロダクション・佐伯工務店・毎日興業で構成されている。
 【建設・解体】大成建設、佐伯工務店、柏木建設
 【設計】久米設計、シーラカンス、大成建設、コクヨマーケティング
 【維持管理】東京ビジネスサービス、毎日興業、アシマ

 建築概要は次の通り
 延べ床面積:約23,657㎡(駐車場等を含む)
 構造:鉄骨造一部コンクリート充填鋼管構造
 規模:地上6階地下1階
 用途:庁舎、図書館、駐車場
  
 追加:なお事業費は資材高騰などの諸事情により、途中変更されることもあるという。