2015年10月13日火曜日

さいたま市大宮区役所の新庁舎基本計画まとまる

 埼玉県さいたま市の大宮区役所は、老朽化のために現在地から南へ約500メートルの県合同庁舎跡地に移転新築する予定です。その内容がこの程まとまりました。



 新庁舎の施設規模・・・区役所等は延べ床面積が約13,700㎡、併設される大宮図書館が約2,400㎡、(仮称)ふれあいスペース・カフェが約1,600㎡、駐車場(約180台)、駐輪場(約310台)。

 具体的な整備方法・・・基本設計から実施設計や建設、さらには維持管理運営までを一括発注し、全体費用を20年の事業期間中に分割払いとします。
 これによって単年度の大きな支出を避け、一括発注でのコスト削減も期待できるそうです。
 
 概算事業費・・・約137億円ですが、これも経済状況等の変動を踏まえて修正して行くようです。

 今後のスケジュール・・・11月中旬頃に審査委員会で事業者を公募し、2016年2月中旬に受け付け締め切り、3月中に事業者を決定します。その後は2016年度~2017年度に新庁舎の基本設計と実施設計、2017年度に着工、2019年5月に供用開始の予定です。

 ※問題点・・・一括発注によるコスト削減や割賦払いで初期費用が抑えられても、全体の総額予算で見た場合はコスト増になるかと思われます。