【日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業】
この地区は北を江戸通りに接し、東を中央通りに接した正方形に近い日本橋室町三丁目のほぼ全域であり、大小合わせて15棟のビルが解体されます。
写真で分かるように既に解体工事には入っています。
解体される15棟は次の通り。
1工区・・・室町中央ビル、駒井ビル、三信室町ビル、安兵衛
2工区・・・日本橋室町センタービル、室町Nビル、日本橋内藤ビル、トラヤビル、江川ビル
3工区・・・田中ビル、日本橋室町三丁目ビルディング、日本橋都ビル、燐酸肥料倶楽部ビル
4工区・・・東京建物室町ビル
5工区・・・三井別館
再開発地区北側の江戸通りから撮りましたが、収まり切れません。
大きな赤い線の枠で囲まれた部分がA地区で、小さな赤枠がB地区です。
地区全体の大小15棟ある建物の配置図です。
【解体工事】
名称: 日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区解体工事
所在地: 東京都中央区日本橋室町3-1他
解体規模: 鉄骨鉄筋コンクリート造12階地下1階建て、延べ面積は約23,858㎡。
発注者: 日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合
施工者: 鹿島・清水・佐藤工業特定業務代行共同企業体
工期: 2014年11月から2015年10月までの予定。
【新築工事】
名称: 日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業
区域: 東京都中央区日本橋3丁目・本石町2丁目の約2.1ヘクタール
用途: A街区は店舗・事務所・駐車場等で、B街区が公共公益施設・駐車場
規模: A街区は26階地下4階建て、延べ面積は約165,570㎡。B街区が4階地下1階建て、延べ面積は約3,390㎡。
工期: 2015年11月から2019年3月までの予定。
総事業費: 約1,265億円
【日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業】
A、B、C、Dの地区に分かれ、Bに日本橋高島屋は重要文化財ですので屋上を大きく変えて、他は改修工事です。
その北側に隣接するビルは31階建ての高層ビルになり、東側は26階建てとなります。
真ん中の低い建物が日本橋高島屋です。
名称: 日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業
所在地: 東京都中央区日本橋二丁目地内用途: 店舗・事務所・駐車場・エネルギーセンター等
規模: A街区は26階地下5階建て、延べ床面積は58,084㎡(事務所・エネルギーセンター・駐車場等)。B街区は8階地下3階建て、述べ床面積は80,659㎡(高島屋日本橋店等)。C街区は31階地下5階建て、述べ床面積は143,372㎡(事務所・店舗・駐車場等)。D街区は平屋地下1階建て、述べ床面積は297㎡(倉庫)。
※ 高島屋日本橋店は1937年に竣工して、2009年に重要文化財に指定されました。
事業主: 日本橋二丁目地区市街地再開発組合
参加組合員: 三井不動産(株)、太陽生命保険(株)、帝国繊維(株)
設計者: 日本設計・プランテック設計共同企業体
施工者: A街区を(株)大林組、B街区を(株)竹中工務店、C・D街区を鹿島建設(株)
工期: AとC街区は着工している。全体竣工は2018年度の予定。