【西武鉄道池袋ビル建て替え計画】
西武線の池袋駅に隣接する西武鉄道池袋ビルが建て替えを予定し、取り壊し工事の終盤を迎えていました。
建て替えられるビルは西武鉄道池袋線の線路をまたいで建てられます。低層部には商業施設が入り、18階地下2階建て、述べ床面積は約5万㎡のオフィスビルになります。
将来的には豊島区が構想する池袋駅東西連絡通路(東西デッキ)と接続されるようです。
重機が見える場所が計画地です。
1階部分に西武線が通るスペースがあります。
歩行者用の東西通路のデッキが、こんな感じで計画されています。
池袋駅と計画地の位置はこうなっています。
解体工事の概要は次の通り。
名称: 西武鉄道池袋ビル解体工事
規模: 鉄筋コンクリート一部鉄骨造8階(一部4階)地下2階建て、
事業主: 西武鉄道(株)
施工者: 西武建設(株)
工期: 2014年5月から2015年3月までの予定。
新しくできる西武鉄道本社ビルの概要は次の通り。
名称: 西武鉄道池袋ビル建て替え計画
地番: 東京都豊島区南池袋1-21-23他
用途: 事務所・店舗・駐車場
規模: 鉄骨・一部鉄筋コンクリート・一部鉄骨鉄筋コンクリート造18階地下2階建て、延べ面積は50,084㎡。
建築主: 西武鉄道(株)
設計者: (株)日建設計
施工者: 未定
工期: 2015年7月から2019年3月までの予定。
手前の高層の建物が新しくできた豊島区役所です。向こうに見えているのがサンシャインビルです。
区役所は10階までで、その上は住宅になっています。中に入ってみたらこんな風になっていました。
次に造幣局へ行ってみました。サンシャインビルの近くにあります。広いので入口への案内が出ていました。
診療所もあるんですね。
博物館の中には大判小判が展示されていました。
工場の間から見える向こうの高層ビルはサンシャインビルです。
古い建物なので、場所によって地震対策に筋交いの補強工事がされていました。
【造幣局東京支局の跡地計画】
この造幣局東京支局は埼玉県さいたま市に移転する予定です。その後の跡地利用は、防災公園や高層住宅などが建つようです。
跡地計画の概要は次の通り。
防災公園: 周辺に木造住宅が多いので、跡地の半分の約1.7ヘクタールを防災公園として整備。ヘリポートを設置し、災害時の救援物資の搬入及び集配拠点機能を配置。
市街地: 残りの約1.5ヘクタールは低層部にカフェやギャラリーなどの店舗がある住宅を計画。北側には教育・研究機関を構想。
工期: 防災公園は2015年に基本設計、2016~2017年に実施設計、2017年から整備に入る予定。市街地の方は2016年から街づくり計画・都市計画に沿った市街地整備区域の設計・整備に入る予定。