【解体工事】
三井物産(東京都千代田区大手町)の本社ビルを建て替えるための解体工事が始まっています。現在はビルの全体を覆う途中のようです。
解体工事の施工者は鹿島建設(株)で、建物全体を覆う様子から、「だるまおとし」風に足元から壊して行く「カットアンドダウン工法」ではなく、屋上に解体用重機を載せたり、タワークレーンを設置して部材を切り出す工法と思われます。
この建物は竣工が1976年ですから、約39年経っています。24階建てで、解体工事の期間は約1年3か月の予定です。
解体工事の概要は次の通り。
名称: 三井物産ビル建物解体工事
規模: 地上鉄骨造地下鉄骨鉄筋コンクリート造の24階地下4階建て、敷地面積は約12,724㎡。
事業主: 三井物産(株)
施工者: 鹿島建設(株)
工期: 2015年1月から2016年3月までの予定。
【(仮称)大手町一丁目2地区計画】
三井物産ビルを含む大手町一丁目2番地区の一体開発事業は「(仮称)大手町一丁目2地区計画」と言い、三井物産と三井不動産が共同で複合オフィスビルを建築します。
計画概要は次の通り。
事業主体: 三井物産、三井不動産
所在地: 東京都千代田区大手町1-2
用途: 事務所・ホテル・店舗・多目的ホール・ホワイエ・バンケット・駐車場・地域冷暖房施設
敷地面積:20,900㎡
延べ床面積: 約361,000㎡
階数・高さ: A棟が30階地下5階建て(約160m)、B棟は41階地下5階建て(約200m)。
竣工: 2019年度