2015年12月18日金曜日

解体・新築情報(昭和通りを中心に上野から銀座まで)

昭和通りの方の駅前です。中央のロータリーから北の方へ伸びた細い道で、ホテルがいくつも並んでいました。その一角に建物を解体した場所が、写真の白いフェンスのところです。この土地に
は新たな建物が築造される予定です。

解体された建物の概要は次の通り。
所在: 台東区上野7-43
内容: 事務所・倉庫
規模: 鉄骨造8階地下1階建て、延べ床面積は約418㎡。
所有者: 東京建物



建築計画
名称: (仮称)台東区北上野2丁目計画新築工事
地番: 東京都台東区北上野2-51-5他
用途: 共同住宅
規模: 鉄筋コンクリート造15階建て、延べ床面積は約5,234㎡
建築主:三菱地所レジデンス・大栄不動産・三信住建
設計者: SHOW建築設計事務所
施工者: 未定
工期: 2016年1月~2017年12月



建築計画
名称: (仮称)上野稲荷町PJ新築工事
地番: 東京都台東区東上野6-109-1他
用途: 共同住宅
規模: 鉄筋コンクリート造15階建て、延べ床面積は約2,086㎡
建築主: 総合地所
設計者: 三輪設計
施工者: 未定
工期: 2016年3月~2017年12月




解体工事
名称: (仮称)亜細亜ビル解体工事
場所: 東京都台東区東上野4-1-18
規模: 鉄骨造10階建て、延べ床面積は約1,365㎡
事業主: ボルテックス
施工: 東輝
工期: 2015年11月~2016年5月





建築計画
名称: (仮称)プレシス上野Ⅲ新築工事
地番: 東京都台東区東上野2-13-3他
用途: 共同住宅
規模: 鉄筋コンクリート造14階建て、延べ床面積は約2,829㎡
建築主: 一建設
設計者: 光和設計
施工者: 未定
工期: 2016年3月~2017年10月




解体工事
名称: ニュー関東ビル解体工事
場所: 東京都台東区台東2-5-2
規模: 鉄筋コンクリート造10階地下1階建て、延べ面積は1,397㎡
事業主: 大和地所
施工者: 琉建開発
工期: 2015年10月~2016年3月





解体工事
名称: (仮称)旧日本法令本社解体工事
場所: 東京都千代田区岩本町2-1-3
施工者: シンワ




建築計画
名称: (仮称)神田西福田町計画建設工事
地番: 東京都千代田区神田西福田町4-7
用途: 共同住宅
規模: 鉄筋コンクリート造14階建て、延べ面積は約2,468㎡
建築主: サンケイビル
設計者: 高松建設
施工者: 同上
工期: 2016年3月~2017年8月



解体工事
名称: 永井ビル解体工事
住所: 東京都中央区日本橋本町4-9-1他
規模: 鉄筋鉄骨コンクリート造7階地下1階建て、延べ床面積は約2,092㎡。鉄筋コンクリート造5階地下1階建て、延べ床面積は約762㎡。
発注者: 永井ビル
施工者: 北野建設
工期: 2015年10月~2016年7月

建築計画
名称: (仮称)中央区日本橋本町Nビル計画
地番: 東京都中央区日本橋本町4-9-1他
用途: 共同住宅
規模: 鉄筋コンクリート造12階建て、延べ面積は約2,814㎡
建築主: 永井ビル
設計者: 翔設計
施工者: 北野建設
工期: 2016年3月~2018年1月



解体工事
名称: 本銀第2ビル地下解体工事
住所: 東京都中央区日本橋本町4-4-15
規模: 鉄筋コンクリート造地下2階建て、延べ面積は約446㎡
発注者: 熊野屋
施工者: マツヒロ
工期: 2015年12月~2016年2月






解体工事
名称: 東山ビルディング地下解体工事
住所: 東京都中央区日本橋本町4-4-2
解体規模: 鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階、延べ面積は2,350㎡
発注者: 東山興業
施工者: 鹿島建設
工期: 2016年1月~2016年9月


建築計画
名称: (仮称)東山ビル建替え工事
地番: 東京都中央区日本橋本町4-9
用途: 事務所
規模: 鉄骨造13階地下1階建て、延べ面積は9,965㎡
建築主: 東山興業
設計者: 鹿島建設
施工者: 未定
工期: 2016年2月~2017年12月








解体工事
名称: 日本橋室町計画のうち解体工事
住所: 東京都中央区日本橋室町4-4-2他
解体規模: 鉄骨鉄筋コンクリート造10階地下1階建て、延べ面積は約1,967㎡。鉄筋コンクリート造6階地下1階建て、延べ面積は約557㎡
発注者: キスケ
施工者: 津久波工業
工期: 2015年9月~2016年2月


建築計画
名称: (仮称)日本橋室町4丁目計画新築工事
地番: 東京都中央区日本橋室町4-2-9他
用途: 事務所・駐車場・飲食店
規模: 鉄骨造11階建て、延べ面積は2,453㎡
建築主: キスケ
設計者: 入江三宅設計事務所
施工者: 未定
工期: 2016年3月~2017年5月 











解体工事
名称: 帝國地所日本橋本町ビル解体工事
住所: 東京都中央区日本橋本町2-2-5他
解体規模: 鉄骨鉄筋コンクリート造9階地下1階建て、延べ面積は約3,725㎡
発注者: 帝國製薬
施工者: 鹿島建設
工期: 2015年12月~2016年10月






建築計画
名称: (仮称)日鐵日本橋ビル建替計画
地番: 東京都中央区日本橋室町1-13-1他
用途: 事務所等
規模: 鉄骨・一部鉄骨鉄筋コンクリート造18階地下3階建て、延べ面積は約27,370㎡
建築主: 新日鉄興和不動産
設計者: 日本設計
施工者: 未定
工期: 2015年4月~2017年10月 



解体工事
名称: 旧旭洋ビル・旧横浜銀行ビル地上解体工事
住所: 東京都中央区日本橋本町2-8
解体規模: 鉄骨鉄筋コンクリート造10階地下3階建て、延べ面積は約8,861㎡。鉄骨鉄筋コンクリート造10階地下2階建て、延べ面積は約5,766㎡
発注者: 住友不動産
施工者: 建陽
工期: 2015年8月~2016年2月



解体工事
名称: 旧NIPPO本社ビル・大宗ビル解体工事
住所: 東京都中央区京橋1-19-1他
解体規模: 鉄骨鉄筋コンクリート造10階地下1階建て、延べ面積は約3,242㎡。鉄骨鉄筋コンクリート造8階地下1階建て、延べ面積は約1,820㎡
発注者: NIPPO
施工者: NIPPO・大日本土木建設共同企業体
工期: 2015年10月~2016年8月





解体工事
名称: 本八重洲ビル既存建物解体工事
住所: 東京都中央区八丁堀1-5-1
解体規模: 鉄骨鉄筋コンクリート造9階地下3階建て、延べ面積は約7,744㎡。鉄骨鉄筋コンクリート造10階地下2階建て、延べ面積は約5,766㎡
発注者: オリックス
施工者: 都市テクノ
工期: 2015年8月~2016年2月



建築計画
名称: (仮称)八丁堀プロジェクト
地番: 東京都中央区八丁堀2-2-1
用途: 事務所・店舗・駐車場
規模: 鉄骨・一部鉄骨鉄筋コンクリート造10階地下1階建て、延べ面積は12,900㎡
建築主: 東京建物
設計者: 三井住友建設
施工者: 同上
工期: 2016年1月~2017年9月 



解体工事
名称: (仮称)マツダ八重洲通ビル建替計画に伴う解体工事
住所: 東京都中央区八丁堀1-10-7他
解体規模: 鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリート・鉄骨造9階地下1階建て、延べ面積は約11,368㎡
発注者: 東京マツダ販売
施工者: 竹中工務店
工期: 2015年12月~2016年8月




解体工事
名称: 中央区京橋三丁目解体工事
住所: 東京都中央区京橋3-7-8他
解体規模: 鉄骨鉄筋コンクリート造10階地下1階建て、延べ面積は約2,292㎡。他に鉄筋コンクリート造3棟、木造1棟
発注者: サンケイビル
施工者: マルコー商会
工期: 2015年10月~2016年3月



建築計画
名称: (仮称)京橋三丁目ビジネスホテル新築工事
地番: 東京都中央区京橋3-9-7
用途: ホテル
規模: 鉄筋コンクリート造10階地下1階建て、延べ面積は約998㎡
建築主: プラザ賃貸管理保証
設計者: レオパレス21
施工者: 同上
工期: 2016年1月~2017年6月 





解体工事
名称: 共同ビル新京橋地下解体工事
住所: 東京都中央区八丁堀4-108-4他
解体規模: 鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階建て、延べ面積は約4,489㎡。
発注者: オリックス
施工者: 東洋建設
工期: 2015年10月~2016年1月

建築計画
名称: (仮称)新京橋ビルPRJ
地番: 東京都中央区八丁堀4-108-4他
用途: 事務所・店舗
規模: 鉄骨・一部鉄筋コンクリート造9階建て、延べ面積は約4,743㎡
建築主: オリックス
設計者: 浅井謙建築研究所
施工者: 未定
工期: 2016年1月~2017年5月 

2015年11月27日金曜日

止まらない大学の都心回帰(大東文化・中央・津田塾など)

【大東文化大】
新キャンパス構想の検討 ・・・新キャンパス構想は学部学科再編と教員定数の見直しを前提に、都心の新たなキャンパスを取得する意向が示されています。現在は、8 学部中 6 学部において 1、2 年次と 3、4 年次でキャンパスが分散した状 態にありますが、そのことが学生の満足度を下げている一因ともなっていることから、新キャ ンパス構想は、同一学部同一キャンパスの 4 年間一貫教育の実現を念頭に置いて、段階的に施策を検討します。
2015年度は、学部学科再編の検討状況を踏まえつつ、多面的な情報収集を行い、都心展開する新キャンパス構想の可能性を探ります。

【津田塾大学】
小平キャンパスにおいては、教授会のもとに全学将来構想委員会を設置し、3〜4年以内の改革実施を目指して検討します。施設整備についても、2020年をめどに、図書館、新館(大教室、研究室、会議室、センターオフィス)、南校舎(コンピューター教室、中規模教室)などの建て替え計画を進めます。
図書館建て替えについては、図書館計画委員会において社会やメディアの変化に対応した機能・役割について2015年度末までに整理を行います。また2018年度建て替え予定の南校舎や2020年度建て替え予定の新館についても時代に適応した建物とするため、施設管理部門において機能分析を行います。
千駄ヶ谷キャンパス新教学組織設置に向けての準備のうち、2014年度は、アカデミックプラン策定チームにおいて教学面の詳細を検討し、2015年度末に予定される事前申請の準備を整えます。キャンパスプラン策定チームでは、それらを基に基本設計を完成させます。
施設整備については、2015年度に千駄ヶ谷校舎のキャンパス整備第1期工事に着手し、小平キャンパスでは2020年を目処に、図書館、新館(大教室、研究室、会議室、事務局)、南校舎(コンピューター教室、中規模教室)などの建て替えを計画通り進めて行けるよう、具体化に取り掛かります。

【中央大学】
多摩キャンパスの法学部を後楽園キャンパスに移します。これまで都心に土地がなく移転は難しいかと言われていたましたが、法学部のテコ入れのために都心に移転することを決めたようです。
後楽園キャンパスは理工学部がありますが、敷地はそれ程広くはなく、高層化する計画と思われます。市ヶ谷にある大学院も後楽園に移るので、跡地には多摩から別の学部が移転してくることも考えられます。

【桜美林大学】
2015 年度は、四ツ谷駅前地区再開発事業に伴う四谷キャンパスの移転や、新たに取得し た新宿区のキャンパス用地の整備などを行います。また、既存キャンパスにおいても新学群設置や校舎利用の再編成を行います。
①四ツ谷駅前地区再開発に伴う四谷キャンパスの移転
②新たに取得した新宿区のキャ ンパス用地整備
③多摩アカデミーヒルズ整備、新学群設置に伴う淵野辺キャンパス整備
④芸術文化学群の校舎再編成に伴う整備
⑤大学図書館の新築に伴う計画・立案作業、 および学生活動における運動施設等の改善
⑥高等学校は教室棟の整備等

【早稲田大】
新たな教育環境整備 ・早稲田通り新教室棟(旧日産ビル跡地)の新築工事を2015 年 12 月に着工します。
新たなコミュニティ形成のための基盤施設整備 旧戸山中学校跡地において、新宿区と連携した施設整備を検討します。
また周辺商店街と連携した売店を早稲田キャンパス 7 号館 1 階に整備します。

【玉川大】
Technology棟設計を行います。

【慶應大】
芝共立キャンパスの塾内創薬拠点としての整備・・・創薬研究センター設立と研究環境の整備
医療薬学・社会連携センター設立と教育・研究環境の整備(新規)します。
理工学部創立 100 年(25 年後)を視野に入れた、矢上キャンパスの教育・研究環境整備に 係る中長期計画の継続した検討と推進(新規)します。

【専修大】
神田キャンパスでは現在、学長のもとで靖国通り沿いに取得した新校地においてどのような教育を展開すべきかの検討がなされており、創立150年を目途に新校舎を建設する予定です。

【聖心女子大】
2013年度に発足した教職員からなるキャンパス整備検討会を中心に、建築設計事務所の協力を得て、キャンパス内の改修・改築の具体的な整備計画を確定して行きます。

【青山学院大】
キャンパス再開発・・・、建築も含めた青山・相模原両キャンパスの整備について、効率的で無駄や無理のない 10 年計画を策定し、実施していきます。

2015年11月19日木曜日

病院の建て替え続々

【新中核病院・桜川市立病院の建設計画】
■ 茨城県筑西市と桜川市は地域にあったこれまでの3病院を2病院に再編成して移転新築する計画を進めています。
新たな病院は新中核病院と桜川市立病院で、建設場所は前者が筑西市養蚕地区を候補地とし、後者は北関東自動車道桜川筑西インターチェンジに近い長方準工業地域から高森地区周辺エリアが候補地となっています。


【相模原協同病院移転新築】
■ 相模原協同病院は建物の老朽化と狭隘化のために新病院を移転して建設します。
現在は基本設計業者を決めるための選考中で、2016年中頃までの委託期間の予定。
移転先は神奈川県相模原市緑区橋本台4-1711-4で、延べ床面積は約40,000㎡を想定しています。総病床数は472床。


【(仮称)茅ヶ崎市地域医療センター等複合施設新築】
■ 茅ヶ崎市は地域医療センターと三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)事務所の複合施設を建設する計画。
候補地は、現在の地域医療センターの場所、行政拠点地区内の資源物選別処理施設跡地の2か所が考えられています。
施設は3階建てで、延べ床面積は約3,400㎡です。 このうち、1階部分は休日・夜間急患センターとして市が所有。現在の地域医療センター1階部分(休日・夜間急患センター)の床面積は692.6㎡ですが、新たに整備する複合施設の1階部分(休日・夜間急患センター)は約1,200㎡を見込ん でいます。なお、この面積には調剤薬局も含みます。
2・3階部分は三師会の事務所及び講堂・会議スペースで、基本的に各団体が所有。
2015年度は建設手法等について三師会及び市の4者で基本合意書を締結し、医師会発注により設計に着手。
 その後、2016年度から2017年度にかけて、建築主体工事、給排水衛生設備工事、 電気空調設備工事、外構その他工事に着手し、2017年12月までの竣工を目指します。


【船橋市立医療センターの建て替え】
■ 船橋市は「船橋市立医療センターの建て替え検討にかかる調査・支援業務」を株式会社病院システムに委託しています。
調査業務の主な内容は、①医療を取り巻く環境(国の政策動向、県の政策動向、その他)②医療圏・診療圏の医療需給状況(医療提供体制、患者受療動向調査、その他③将来推計患者数④病院の現状調査と課題の抽出(院内ヒアリング、当院の患者受療動向調査、診療実績・財務分析、土地・建物の老朽化・狭隘度調査、その他⑤課題に対する解決策の提示──などです。


【大橋新病院建設】
■ 2015年5月16日、大橋新病院建設工事の地鎮祭が建設予定地にて執り行われました。
本工事の設計は佐藤総合計画、施工者は東急建設。2017年度中の開院を目指します。


【国際医療福祉大学成田病院(仮称)】
■ 千葉県成田市は「公津の杜」(公津の杜4-1-1~5)の京成電鉄の所有地(14,827㎡)に大学医学部付属病院の新設を予定。
候補地は畑ケ田地区の多目的スポーツ広場整備用地(152,419㎡)とその周辺の畑などを合わせた約18・8ヘクタールの敷地。
建物の規模は鉄筋コンクリート造11階地下1階と同6階建ての2棟で、総延べ床面積が約48,850㎡。病床は600床。2017年度上半期の着工、2020年4月の開業の予定。
市が京成電鉄から土地を取得し、大学側に無償貸与する見通し。建設費(医療設備費含む)は約160億円と想定しているが、資機材費の高騰などを考慮して、将来的に増額する可能性もあります。
医学部を含めた医療系大学は2016年4月に開校し、病院や介護施設は2017年9月にオープンする予定。


【東京都済生会中央病院新主棟建設工事】
建築工事の概要は次の通り。
名称: 東京都済生会中央病院新主棟建設工事
地番: 東京都港区三田1-101-11
用途: 病院
規模: 鉄骨造14階地下1階建て、延べ面積は約30,274 ㎡。
建築主: 社会福祉法人恩賜財団済生会支部東京都済生会 
設計者: (株)鹿島建設(株)
施工者: 同上
工期: 2015年2月から2018年2月までの予定。 


市立柏病院改築

千駄堀新市立病院建設

前橋赤十字病院移転

松戸市立病院の建て替え

2015年11月11日水曜日

止まらない大学や病院の建築計画



【北里研究所・北里大学
<2015年度の概要>
■白金キャンパス薬学部校舎・北里本館建替新築工事(Ⅱ期)及び北里本館の解体工事

■相模原キャンパス 全学臨床教育センター(仮称)建設工事

■十和田キャンパス V1号館改修工事

■三陸キャンパス F1号館・F2号館解体工事の着工 F4号館(臨海教育研究センター)の改修工事

■新潟キャンパス 実習棟建替工事計画の再検討

■その他(八雲実習所) 八雲実習所改修工事計画策定に向けた調査・検討
 
■食堂施設に関する検討 ・・・ 相模原キャンパス学部校舎等建替検討委員会より、新棟建設計画に伴う新食堂の座席数 について照会(平成 25 年 9 月)があり、学生指導委員会では L1 学生食堂の利用状況を調 査し、新たに 750 席の座席数が必要と回答しました。
その後、全学臨床教育研究センター建設 WG は、学生指導委員会の回答を踏まえ、同センターの基本設計に学生食堂(1 階 750 席) を計画しています。

■中央図書館構想の再検討 ・・・ 北里大学図書館運営委員会の検討結果を踏 まえ、学長が中心となって取りまとめられます。相模原キャンパス に「北里大学相模原中央図書館(仮称)」を設置します。
開設は2017年9月を予定(臨床教育センター棟の完成時)しています。サテライト施設として、臨床教育センター図書館(医学 図書館・看護学部図書館)、理学部図書館、海洋生命科学部図書館を置きます。
(※新看護学部 校舎が完成するまでは、看護学部図書館をサテライト施設とします)


【日本保健医療大学
■大学開設後 5 年を経過したのを契機に、新たな学部・学科の申請を目指し旧埼玉県立幸手高等学校跡地を購入しました。また第2次計画の大学院構想については検討中です。
今後一層高齢化が進むにあたり、理学療法学科、作業療法学科、医学部、附属病院の設置、心理学科、その他の学科を検討しています。
また、看護学科の約20名の定員増も検 討しています。何れも容易ではなく、可能な段階に至ってはいないが準備を進めています。申 請が可能になったものから2016年3月に設置申請を目標に準備を進めます。2017年4月開設を目指します。

■埼玉県から旧県立幸手高校の校地、建物を購入しましたが、今期は大学院設置計画、新学科設置計画等学園の将来構想計画の検討を開始します。
旧幸手高校の利用方法として、現在のキャンパスが手狭になっている状況から講義の一部移行についても併せて検討を開始します。
内装工事費、空調設備、教育機器設置等で 1 億円を予算計上しています。銀行借入 旧幸手高校を購入する際に、5 億円を短期の銀行借入で調達しましたが、今期中に長期 借入に乗り換える計画です。


【城西大学
■創立50周年を記念して、キャンパスの整備が行われます。中心 となるのが、城西の丘に建設される「水田三喜男記念館」(仮称) と6号棟の跡地などに建設される新薬学棟です。
両建物とも世界的に有名なカリフォルニア大学ロサンゼルス校 の阿部仁史先生の設計です。水田三喜男記念館は2階建てで総 床面積約2000平方㍍。城西の丘の北側の地形に沿ってつながる 三つのテラス空間やラウンジスペースを通して、森の延長のような 空間デザインになっています。

■水田三喜男先生ゆかりの品物や大 学の歴史を振り返る資料などを展示するファウンダーズルームの ほか、各国からの要人を含むVIPを迎えるゲストエリア、レセプショ ンやワークショップなど多様な活動を行うための多目的ラウンジを 備え、国際教育や地域連携の拠点となるものです。ファウンダーズ ルームの展示をめぐっては学内のワーキンググループが発足し、展 示品の検討を進めています。

■また、新薬学棟は地下1階、地上9階建てで総床面積は約1万 2000平方㍍。
最先端の実験室や研究室を備えます。薬草園で はセミナーなども行える小校舎を備える予定で、地域に密着した教 育を担います。また、新薬学 棟が完成した後の6号館跡に は、理学部・薬学部が入るサ イエンスビルが建ち、機器セン ターや講義室、研究室のほ か、学生が集うカフェテリアや ラウンジが整備されます。

坂戸キャンパス新棟建設


【順天堂大学病院増築(浦安)
■順天堂大学附属浦安病院(吉田幸洋院長)は隣接するマンション住民を対象に増改築計画の説明会を開きました。来院患者の増員、地域の基幹病院として一層の機能充実を図るため、地上9階、地下1階建ての3号館を新築する計画。開院は2017年8月を予定しています。

説明会は順大浦安病院と工事を設計・施工する清水建設の合同で、病院に隣接するマンション・京成サンコーポ浦安の居住者を対象に行いました。
計画の説明会は今回が3回目。昨年に行われる予定でしたが、建設予定地の土壌からヒ素が発見され、その対応で開催が遅れました。
清水建設によると、ヒ素が含まれる土壌は専門業者が処理するので工事に支障はなく、来院者、近隣住民にも影響はないという事です。 

■3号館の開院は、当初の2016年7月から1年余遅れます。延べ床面積は19,390㎡。これによってベッド数は132床増え、同病院の病床数は785床になります。3号館は免震構造で、災害時には地域住民が避難できる機能を持ちます。
同館と合わせて3階建ての立体駐車場を建設します。駐車収容台数も現在の279台から355台に増えます。
敷地内には地域住民が憩える公開緑地帯を設置します。
3号館建設で、医療体制の充実も図られます。高度医療を展開するため放射線部門の拡充、子供救急医療の充実、外来診療室の増設・拡充で、診察待ち時間の改善を図ります。
5月に入ってから、3号館建設のため、一部建物の解体工事などが始まりました。


【千葉大学付属病院】
■千葉大学は医学部の新中央診療棟増築と既存中央診療棟などの改修の設計を久米設計に委託しています。
規模はRC造地下2階地上5階建て延べ約2万7000㎡。既存の中央診療棟の規模はRC造地下2階地上3階建て延べ約30,000㎡。工事は2016年10月に着手し、2018年12月の完了を目指します。
これらの工事は、同病院の再開発計画の一環として実施します。久米設計は、別の新外来診療棟増築・既存外来診療棟改修の設計も担当しました。


【国保小見川総合病院建設】
2015年9月に第2回病院建設委員会を開催し、医師官舎解体、敷地測量、第1回基本設計部門ヒアリングの実施等について協議等を行いました。
■第1回基本設計部門ヒアリングを実施し、院内各部門から新病院の必要諸室等について、用途、部屋の数、他部門との関連性等の確認を行いました。


【青梅市立総合病院構想】
■青梅市立総合病院は昭和54年5月に改築した西棟をはじめとし、東棟・南別館・南棟および
新棟と順次増築を行ってきました。このうち新棟を除く各棟は老朽化・狭隘化していることから、建
て替えが必要となっています。このため建て替え等の整備に向けて、青梅市立総合病院を取り巻く
医療環境に即した医療機能のあり方、方向性を検討するとともに、建物等の整備内容や建て替え
方法の検討を行います。

【練馬区光が丘病院建て替え】
■東京都練馬区は、練馬光が丘病院改築に向けた検討を本格化させます。同病院改築に係る基本構想策定等支援業務のプロポーザル選考の結果、野村ヘルスケア・サポート&アドバイザリー(千代田区)に委託しました。また地域住民や学識経験者らによる懇談会を設置しました。懇談会では病院の機能や規模、建設地、整備主体、整備手法などを検討します。11月にも提言をまとめる予定です。これをもとに区が基本構想(素案)をまとめ、2016年1月にパブリックコメントを行い、区議会に諮った上で、今年度末に基本構想を策定する考えです。

■現在の練馬光が丘病院(同区光が丘2-11-1)は、SRC一部RC造地下2階地上7階建て延べ約17,500㎡の規模。病床数は342床。1986年に竣工し、1999年には南館増築棟も完成したものの、施設の老朽化・狭あい化が進んでいます。
 改築に当たっては昨年度の基礎調査を踏まえ、現地建て替えのほか、光が丘第7小学校跡地(同区光が丘2-6-1)への移転を検討し、適地を固めます。また施設の整備手法は、PFI導入なども含めて検討し、病院運営主体の地域医療振興協会との協議によって決めます。

■基本構想策定等支援業務は、基本理念や施設計画など基本構想の策定と基本構想懇談会の運営支援などを担います。履行期間は16年3月31日まで。
前川燿男区長は「懇談会でいただいた意見をもとに、医療機能や施設規模などを内容とする基本構想を今年度中に策定する」との考えを明示している。このほか、同区が2月に策定した「(仮称)区政運営の新しいビジョンアクションプラン(2015-17年度)」によると、15年度に基本構想の策定、施設の整備手法の協議・決定、2016年度に基本設計、実施設計(一部)、2017年度に実施設計(完了)、工事手続き着手を想定しています。
(建設通信より)


【笠間市立病院の新築移転】
■笠間市立病院は,昭和54年の全面改築以来35年が経過し,施設の老朽化や狭隘化, 安全性などに対応するため,平成25年2月に「笠間市立病院整備方針」を策定し,病院を移転新築することに決定しました。 この整備方針を受け「笠間市立病院建設協議会」が設置され,市立病院の持つべき機能が検討された結果,地域を支える病院として現在の機能を充実させたうえで,保健 ・福祉 ・医療の三位一体の取り組みが必要であり,保健センター・地域包括支援センタ ー・病児保育施設などの行政機能を併せ持つ施設を,2018年4月オープンを目指して整備することになりました。

■新病院の基本的考え方 (1)場所 : 笠間市南友部地内 (2)診療科目 : 内科(総合診療) (3)病床数 : 30床 (4)病棟構成 : 地域ケア病棟 (5)部門構成 : 外来,平日夜間・休日診療,病棟,放射線,内視鏡,臨床検査,薬剤, リハビリ,健診,栄養管理,地域医療連携,在宅医療,医事,事務部門 (6)友部駅周辺整備連携 : 笠間市児童館,特別養護老人ホームとの連携 (7)行政機能の併設 : 保健センター,地域包括支援センター,病児支援機能の併設


【(仮称)杏林会板橋リハビリテーション病院新築】
■名称:(仮称)医療法人杏林会板橋病院
地番: 東京都板橋区前野町1-21-4他
用途: 病院
規模: 鉄骨造5階建て、延べ面積約5,508㎡。
建築主: 医療法人杏林会
設計者: 佐藤建築設計事務所
施工者: 未定
工期: 2016年1月~2016年12月


【北原リハビリテーション病院増築】
■増築 医療法人社団KNI 



2015年10月30日金曜日

旧中原街道(港区三田)近くの寺と風景

港区三田近くのこの辺は、お寺の多い地域でした。その道の両サイドにはお寺が並んでいて、寺町風でした。山門から中を覗くと小奇麗で個性的な庭が見えました。



緑のこんもりした感じが別世界を演出していますね。



松でしょうか、枝の張り出し具合と草木の配色がきれいです。


スッキリした素朴な雰囲気と、奥の家に続く道のくねりが何とも言えません。



「御化粧延命地蔵尊」とあって、少年がお地蔵さんに白い粉を塗っていました。こうして塗るとご利益があるようです。




この写真は夏に撮ったのですが、何日か前に本屋で立ち読みをしてたら、同じ写真が載っていました。雑誌のタイトルは確か「東京・・・」とかでした。アングルはほぼ同じで、これよりずっと綺麗に撮れてました。プロですし、カメラも違いますからね。ここだけ昭和の世界でした。

2015年10月18日日曜日

鬼怒川の堤防決壊から1か月経った現場を歩いた



常総市の焼却場の近くにはゴミの山が広がっていました。





自然堤防が削られた場所から越水のあった現場です。




向こうの方に土のうが積み上げれています。




上は1か月前の越水した当時の写真です。(テレビ映像から)





なぎ倒された河川敷の木々が川向こうに見えました。



 自然堤防から一段低くなった道をを歩くと、当時の水嵩の跡が木々に残っていました。





泥水に浸かった稲は茶色に染まって倒れていました。





堤防を歩いていると石下地区の水没を免れた地域がありました。この辺りは自然堤防の広がった微高地になので、水が来なかったようです。


 水に浸かった形跡は見られません。





洪水に浸かった跡がくっきりと残る生垣。石下地区でも少し低い場所になるとこの位は浸かってしまうのでしょう。


決壊した側の左岸と反対側の右岸の堤防に来てみました。



 川の向こうに決壊場所の仮堤防が見えています。決壊場所は川の流れから広い河川敷を挟んだ左岸の堤防になります。


 河川敷は川の傍から遠くなるに従って高くなっているようです。つまり自然堤防のようになっていて、その上に人工の堤防があります。



 画面の真ん中を横に走る堤防のラインを見ると、中央の木を境に左の直線ラインより右の方が低いのが分かります。これを同じ堤防のラインかと思ってしまいしたが、どうも違ったようです。


右上に小さく仮堤防が見えますが、仮堤防の下のラインとそこから左に直線上に伸びているラインとが一致するので、一段下がって見えたラインは河川敷にある自然堤防のラインと思われます。現在の堤防はその奥にありますが、河川敷の木々によって隠れてしまっています。

橋を渡って左岸堤防へと向かいました。鬼怒川左岸の河川敷が見えますが、川から遠ざかるにしたがって高くなっているようです。




仮堤防が見えます。河川敷の東西ライン(上が北)は写真左の川に近づくにつれて低くなっているのが分かります。



仮堤防が完成していました。


仮堤防を上から見た図面です。赤く塗りつぶした部分が白いブロックで覆われた所です。

断面はこのようになっています。




堤防の外は、見る限りほとんど当時のままでした。


道路と接する家の下の土がえぐられて、家が大きく傾いています。


まだ水が溜まったままです。


アスファルトもめくり上げられたようになっていました。