2015年11月27日金曜日

止まらない大学の都心回帰(大東文化・中央・津田塾など)

【大東文化大】
新キャンパス構想の検討 ・・・新キャンパス構想は学部学科再編と教員定数の見直しを前提に、都心の新たなキャンパスを取得する意向が示されています。現在は、8 学部中 6 学部において 1、2 年次と 3、4 年次でキャンパスが分散した状 態にありますが、そのことが学生の満足度を下げている一因ともなっていることから、新キャ ンパス構想は、同一学部同一キャンパスの 4 年間一貫教育の実現を念頭に置いて、段階的に施策を検討します。
2015年度は、学部学科再編の検討状況を踏まえつつ、多面的な情報収集を行い、都心展開する新キャンパス構想の可能性を探ります。

【津田塾大学】
小平キャンパスにおいては、教授会のもとに全学将来構想委員会を設置し、3〜4年以内の改革実施を目指して検討します。施設整備についても、2020年をめどに、図書館、新館(大教室、研究室、会議室、センターオフィス)、南校舎(コンピューター教室、中規模教室)などの建て替え計画を進めます。
図書館建て替えについては、図書館計画委員会において社会やメディアの変化に対応した機能・役割について2015年度末までに整理を行います。また2018年度建て替え予定の南校舎や2020年度建て替え予定の新館についても時代に適応した建物とするため、施設管理部門において機能分析を行います。
千駄ヶ谷キャンパス新教学組織設置に向けての準備のうち、2014年度は、アカデミックプラン策定チームにおいて教学面の詳細を検討し、2015年度末に予定される事前申請の準備を整えます。キャンパスプラン策定チームでは、それらを基に基本設計を完成させます。
施設整備については、2015年度に千駄ヶ谷校舎のキャンパス整備第1期工事に着手し、小平キャンパスでは2020年を目処に、図書館、新館(大教室、研究室、会議室、事務局)、南校舎(コンピューター教室、中規模教室)などの建て替えを計画通り進めて行けるよう、具体化に取り掛かります。

【中央大学】
多摩キャンパスの法学部を後楽園キャンパスに移します。これまで都心に土地がなく移転は難しいかと言われていたましたが、法学部のテコ入れのために都心に移転することを決めたようです。
後楽園キャンパスは理工学部がありますが、敷地はそれ程広くはなく、高層化する計画と思われます。市ヶ谷にある大学院も後楽園に移るので、跡地には多摩から別の学部が移転してくることも考えられます。

【桜美林大学】
2015 年度は、四ツ谷駅前地区再開発事業に伴う四谷キャンパスの移転や、新たに取得し た新宿区のキャンパス用地の整備などを行います。また、既存キャンパスにおいても新学群設置や校舎利用の再編成を行います。
①四ツ谷駅前地区再開発に伴う四谷キャンパスの移転
②新たに取得した新宿区のキャ ンパス用地整備
③多摩アカデミーヒルズ整備、新学群設置に伴う淵野辺キャンパス整備
④芸術文化学群の校舎再編成に伴う整備
⑤大学図書館の新築に伴う計画・立案作業、 および学生活動における運動施設等の改善
⑥高等学校は教室棟の整備等

【早稲田大】
新たな教育環境整備 ・早稲田通り新教室棟(旧日産ビル跡地)の新築工事を2015 年 12 月に着工します。
新たなコミュニティ形成のための基盤施設整備 旧戸山中学校跡地において、新宿区と連携した施設整備を検討します。
また周辺商店街と連携した売店を早稲田キャンパス 7 号館 1 階に整備します。

【玉川大】
Technology棟設計を行います。

【慶應大】
芝共立キャンパスの塾内創薬拠点としての整備・・・創薬研究センター設立と研究環境の整備
医療薬学・社会連携センター設立と教育・研究環境の整備(新規)します。
理工学部創立 100 年(25 年後)を視野に入れた、矢上キャンパスの教育・研究環境整備に 係る中長期計画の継続した検討と推進(新規)します。

【専修大】
神田キャンパスでは現在、学長のもとで靖国通り沿いに取得した新校地においてどのような教育を展開すべきかの検討がなされており、創立150年を目途に新校舎を建設する予定です。

【聖心女子大】
2013年度に発足した教職員からなるキャンパス整備検討会を中心に、建築設計事務所の協力を得て、キャンパス内の改修・改築の具体的な整備計画を確定して行きます。

【青山学院大】
キャンパス再開発・・・、建築も含めた青山・相模原両キャンパスの整備について、効率的で無駄や無理のない 10 年計画を策定し、実施していきます。