2015年5月23日土曜日

新国立競技場は屋根なし、仮席、予算なし




 2020年に開催される東京オリンピックのメイン会場である新国立競技場の建設で、下村文科大臣は舛添東京都知事に対して500億円の費用負担を要請しました。

 同競技場の施工業者は既に決まっているのですが、請負金額は定まっていないようです。なぜなら資材高騰や人手不足で、建設費がいくらになるか見通しが立たないからです。

 この現象は東京都に限った事ではありません。隣接する埼玉県でも県立小児医療センターの建設のように、明確な請負金額を示さずに建設工事に入っている例があります。

 文科大臣はその他に同競技場の屋根の建設計画を今回は中止し、オリンピック後に新たに造る予定変更と、また8万席だった観客席の一部を仮設にすると発表しました。

 また工期も解体工事の入札不調などで予定が遅れていて、2019年のラグビーワールドカップに間に合わせるために今回の措置が取られる事となりました。

 新国立競技場完成イメージ


※関連した記事は新しい順に以下の通りです。

国立競技場の解体が急ピッチ、10月に新競技場を着工へ(2015.3.19)

東京五輪の建設費が高騰してヤバい(2014.11.23)

国立競技場の解体工事は入札をやり直しに(2014.10.5)

国立競技場の解体は予算67億で契約は39億(2014.9.3)

東京オリンピック施設整備を大幅見直し、あと6年(2014.6.23)

建設コストはどこまで上昇するか(2014.5.28)

豊洲新市場は当初の1.6倍で落札(2014.3.18)

豊洲新市場工事費が6割アップであらゆる工事が大変な事態に(2014.1.10)

止まらない公共工事の入札不調(2013.12.13)



2015年5月21日木曜日

東京の再開発計画が分かる ② 




【西品川一丁目地区第一種再開発事業】
施工者: 西品川一丁目地区市街地再開発組合
所在地: 東京都品川区西品川1丁目他
面積: 約3.9ha
事業費: 約1,033億円
規模: 延べ面積は約220,190㎡
用途: 住宅(約380戸)・事務所・駐車場等
工期: 2015年3月から2018年3月までの予定。
区域図


【大井一丁目南第一地区第一種再開発事業】
施工者: 大井一丁目南第一地区市街地再開発組合
所在地: 東京都品川区大井1丁目
面積: 約0.8ha
事業費: 約261億円
規模: 延べ面積は約60,900㎡
用途: 住宅(約650戸)・店舗・駐車場等
工期: 2015年12月から2018年7月までの予定。
区域図


【武蔵小山パルム駅前地区第一種再開発事業】
施工者: 武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発組合
所在地: 東京都品川区小山3丁目
面積: 約0.9ha
事業費: 約336億円
規模: 延べ面積は約73,900㎡
用途: 住宅(約600戸)・店舗・生活支援施設・駐輪場
工期: 2016年5月から2019年1月までの予定。
区域図


【武蔵小山駅前通り地区第一種再開発事業】
施工者: 武蔵小山駅前通り地区市街地再開発組合
所在地: 東京都品川区小山3丁目
面積: 約0.7ha
事業費: 約250億円
規模: 延べ面積は約51,400㎡
用途: 住宅(約410戸)・商業・公益施設・駐車場等
工期: 2016年11月から2019年3月までの予定。
区域図


【道玄坂一丁目駅前地区第一種再開発事業】
施工者: 道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合
所在地: 東京都渋谷区道玄坂1丁目
面積: 約0.6ha
事業費: 約465億円
規模: 延べ面積は約58,900㎡
用途: 商業・業務・駐車場等
工期: 2015年4月から2019年3月までの予定。
区域図


【千駄ヶ谷五丁目北地区第一種再開発事業】
施工者: 個人
所在地: 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目
面積: 約0.5ha
事業費: 約170億円
規模: 延べ面積は約4,300㎡
用途: 事務所・店舗・公共施設・駐車場
工期: 2017年度から2019年度までの予定。
イメージパース


【渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業】
施工者:渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合
所在地: 東京都渋谷区桜丘町
面積: 約2.6ha
事業費: 未定
規模: 延べ面積は約241,000㎡
用途: 商業・業務・住宅(約170戸)・駐車場
工期:2020年度までの予定。
区域図


【十条駅西口地区第一種再開発事業】
施工者: 十条駅西口地区市街地再開発組合
所在地: 東京都北区上十条1丁目他
面積: 約1.7ha
事業費: 約418億円
規模: 延べ面積は約77,920㎡
用途: 住宅(約530戸)・商業・業務・駐車場等
工期: 2017年7月から2021年1月までの予定。
区域図


【上板橋駅南口駅前地区第一種再開発事業】
施工者: 上板橋駅南口駅前地区市街地再開発組合
所在地: 東京都板橋区上板橋1丁目他
面積: 約2.2ha
事業費: 約322.5億円
規模: 延べ面積は約79,300㎡
用途: 住宅(約700戸)・店舗・事務所
工期: 未定
位置図


【金町六丁目駅前地区第一種再開発事業】
施工者: 金町六丁目駅前地区市街地再開発組合
所在地: 東京都葛飾区金町6丁目
面積: 約0.4ha
事業費: 約112.7億円
規模: 延べ面積は約25,430㎡
用途: 住宅(約180戸)・店舗・業務・駐車場
工期: 2016年度から2018年度までの予定。
位置図
                                     (資料提供は東京都)


東京の再開発計画が分かる ①




【大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業】
施工者: 独立行政法人都市再生機構、エヌ・ティ・ティ都市開発(株)
所在地: 東京都千代田区大手町2丁目の一部
面積: 約2.0ha
事業費: 約1,751億円
規模: 延べ面積は約349,000㎡
用途: 事務所・店舗・カンファレンス・地域冷暖房施設・駐車場等
工期: 2015年6月から2018年7月までの予定。 
位置図


【神田練塀帳地区第一種再開発事業】
施工者: 神田練塀町地区市街地再開発組合
所在地: 東京都千代田区神田練塀町
面積: 0.5ha
事業費: 約182億円
規模: 延べ面積は約28,000㎡
用途: 住宅(約30戸)・店舗・事務所等
工期: 2015年から2017年までの予定。
位置図


【湊二丁目東地区第一種市街地再開発事業】
施工者: 湊二丁目東地区市街地再開発組合
所在地: 東京都中央区湊二丁目
面積: 約0.5ha
総事業費: 約224億円
規模: 延べ面積は約50,500㎡
用途: 住宅(約442戸)・工場・店舗・公共公益施設
工期: 2014年12月から2017年12月までの予定。



【月島一丁目西仲通り地区第一種市街地再開発事業】
施工者: 月島一丁目西仲通り地区市街地再開発組合
所在地: 東京都中央区月島一丁目
面積: 約0.7ha
総事業費: 約261億円
規模: 延べ面積は約56,100㎡
用途: 住宅(約490戸)・商業・駐車場等
工期: 2015年度から2019年度までの予定。
区域図


【日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業】
施工者: 日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合
所在地: 東京都中央区日本橋室町3丁目及び日本橋本石町2~4丁目の一部
面積: 約2.1ha
総事業費: 約1,265億円
規模: 延べ面積はA街区が165,570㎡、B街区は3,390㎡
用途: A街区が商業・事務所・駐車場、B街区は公共施設・駐車場
工期: 2015年11月から2019年3月までの予定。
位置図


【勝どき東地区第一種市街地再開発事業】
施工者: 勝どき東地区市街地再開発組合
所在地: 東京都中央区勝どき2丁目・4丁目
面積: 約3.7ha
総事業費: 約1,430億円
規模: 延べ面積は約362,000㎡
用途: 住宅(約3,020戸)・商業・業務・公益的施設・駐車場等
工期: 2016年9月から2025年3月までの予定。
位置図


【浜松町一丁目地区第一種市街地再開発事業】
施工者: 浜松町一丁目地区市街地再開発組合
所在地: 東京都港区浜松町1丁目
面積: 約0.7ha
総事業費: 約285億円
規模: 延べ面積は約65,200㎡
用途: 住宅(約560戸)・事務所・店舗・駐車場等
工期: 2015年2月から2017年11月までの予定。



【赤坂九丁目北地区第一種市街地再開発事業】
施工者: 赤坂九丁目北地区市街地再開発組合
所在地: 東京都港区赤坂9丁目
面積: 約0.8ha
総事業費: 約266億円
規模: 延べ面積は約44,470㎡
用途: 住宅(約320戸)・公益施設・駐車場等
工期: 2015年1月から2017年10月までの予定。
区域図


【白金一丁目東部北地区第一種市街地再開発事業】
施工者: 白金一丁目東部北地区市街地再開発組合
所在地: 東京都港区白金1丁目
面積: 約1.7ha
総事業費: 未定
規模: 延べ面積は約134,770㎡
用途: 住宅(約1,220戸)・工場・事務所・生活利便施設
工期: 2016年10月から2020年3月までの予定。
区域図

画像


【虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業】
施工者: 独立行政法人都市再生機構、国家公務員共済組合連合会
所在地: 東京都港区虎ノ門2丁目及び赤坂1丁目各地内
面積: 約2.9ha
総事業費: 約1,456億円
規模: 延べ面積は約255,200㎡
用途: 病院・事務所・店舗・駐車場
工期: 病院棟が2015年4月から2019年3月まで、業務棟は2019年4月から2023年3月までの予定。
区域図


【四ツ谷駅前地区第一種市街地再開発事業】
施工者: 独立行政法人都市再生機構
所在地: 東京都新宿区四ツ谷1丁目及び本塩町各地内
面積: 約2.4ha
総事業費: 約839億円
規模: 延べ面積は約138,700㎡
用途: 業務・商業・住宅(約52戸)・教育・公益的施設・駐車場
工期: 2016年10月から2019年10月までの予定。


【春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業】
施工者: 春日・後楽園駅前地区市街地再開発組合
所在地: 東京都文京区小石川1丁目
面積: 約2.4ha
総事業費: 約754億円
規模: 延べ面積は約179,800㎡
用途: 住宅(約740戸)・店舗・事務所
工期: 2014年度から2018年度までの予定



【目黒駅前地区第一種市街地再開発事業】
施工者: 目黒駅前地区市街地再開発組合
所在地: 東京都品川区上大崎2丁目及び3丁目
面積: 約2.3ha
総事業費: 約808億円
規模: 延べ面積は約170,310㎡
用途: 住宅(約740戸)・店舗・事務所
工期: 2014年度8月から2017年11月までの予定。
区域図
                                        (資料提供は東京都)


2015年5月11日月曜日

虎ノ門地区の再開発一覧(港区①)







国際競争力の強化のために必要な都市開発事業という事のようです。

① (仮称)虎ノ門駅前地区市街地再開発事業  
 施行面積 0.5ha
 用途: 事務所・店舗・駐車場(85台)
 規模: 36階建て地下3階、延床面積は約45,800㎡
 事業主: (仮称)虎ノ門駅前 地区再開発組合 
 工期: 2017年3月から2020年3月までの予定。


赤坂一丁目地区市街地再開発事業  
 施行面積 2.5ha
 地番: 東京都港区赤坂1-5他
 用途: 事務所、共同住宅(52戸)、集会施設、店舗など
 規模: 鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造37階地下3階建て、延べ面積は約175,297㎡。
 事業主: 赤坂一丁目地区市街地再開発組合
 設計者: (株)日本設計
 施工者: (株)大林組
 工期: 2014年7月から2017年4月までの予定。



 虎ノ門二丁目地区市街地再開発事業  
 施行面積 2.9ha
 規模: 延床面積 約255,200㎡
 事業主: (独)都市再生機構、国家公務員共済組合連合会
 工期: 2014年~2024年

虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館のエリア開発で、病院、事務所、店舗の構成。外国人ビジネスマンや家族への業務・生活支援機能を整備。

解体工事の概要は次の通り。
 名称: 虎の門病院整備事業解体工事
 地番: 東京都港区虎ノ門2-2-4他
 規模: 鉄骨・鉄筋コンクリート造6階建て、延べ面積は約40,804㎡
 発注者: 国家公務員共済組合連合会
 施工者: 戸田建設(株)
 工期: 2015年4月から2016年1月までの予定(石綿除去等工事期間は2015年4月から2015年7月)。


④ (仮称)虎ノ門一丁目地区市街地再開発事業 
 施工面積 1.5ha 
 用途: 事務所・店舗・ビジネス支援施設・駐車場・バスターミナル等
 規模: 36階地下3階建て、延べ床面積は約175,000㎡ 
 事業主: (仮称)虎ノ門一丁目地区再開発組合 
 工期: 2017年2月から2019年12月までの予定(2015年度当初に都市計画決定を目指す)。


 (仮称)愛宕山周辺計画(I 地区)建設事業  
 施行面積 0.7ha
 用途: 共同住宅(分譲・賃貸住宅が中心)
 規模: 56階地下4階建て、延床面積 約122,000㎡
 事業主: 森ビル(株) 他 
 工期: 2016年~2019年
 平成27年度中に都市計画決定を目指す

⑥ (仮称)虎ノ門2-10計画建設事業(ホテルオークラ東京本館建て替え計画) 
 施行面積 2.9ha
 所在地: 東京都港区虎ノ門2-10
 規模: 38階地下6階建て、述べ床面積は約180,000㎡。
 用途: ホテル・オフィス・美術館・駐車場
 事業主: (株)ホテルオークラ他
 工期: 本館閉館が2015年8月で、解体工事の着工は同年9月、新本館の竣工が2019年2月を予定。

気象庁虎ノ門庁舎(仮称)・港区 立教育センター整備等事業  
 施行面積 0.7ha
 規模: 鉄筋コンクリート・一部鉄骨造15階地下2階建て、延床面積 約43,630㎡
 事業主: 関東地方整備局、 鞆絵サイエンス パートナーズ(株) 
 工期: 2016年~2018年

⑧ (仮称)虎ノ門四丁目計画建設事業  
 敷地面積: 約 16,300 ㎡(約 5,000 坪)
 計画地: 東京都港区虎ノ門三丁目及び四丁目各地内
 用途: 事務所、ホテル・サービスアパートメント、店舗、カンファレンス、 生活支援施設、産業育成施設、神社等
 規模: 36階地下4階建て、延べ床面積は約210,000㎡(約 63,500 坪)
 事業主:  森トラスト(株) 
 工期: 2015年~2018年



⑨ (仮称)虎ノ門麻布台地区市街地再開発事業 
 施行面積 5.0ha
 規模: 延床面積 未定
 事業主: (仮称)虎ノ門麻布台地区再開発組合 
 工期: 2017年~2020年
 平成27年度中に都市計画決定を目指す

⑩ (仮称)六本木五丁目地区
 事業主: 森ビル(株)、住友不動産(株)
 地下鉄駅等との交通結節機能の強化及び「都心の森」に複合施設MICE施設や外国人等向けの居住、文化、教育等の生活環境の整備
 平成27年度中に都市計画決定を目指す

 赤坂ツインタワー建て替え計画
 解体工事は終わっていますが、今後の計画はまだ具体的には公表されていないようです。



2015年5月5日火曜日

武蔵野音大も都心回帰で江古田を全面改築




 近年、大学の都心回帰の傾向が話題になっています。関東近辺で今その動きが明らかになっているのは、武蔵野音楽大学、東京電機大学、文教大学、東京理科大学などです。
 
 【武蔵野音楽大学】
 江古田キャンパス(東京都練馬区)はベートーヴェンホールのみを残して、すべての校舎を建て替える予定で、いま解体工事に取り掛かっています。
 2017年度より、入間キャンパス(埼玉県入間市)は特殊な一部の授業や演奏会などで使用するだけとなり、江古田キャンパスに統合されます。



 解体工事の概要は次の通り。
 名称: 武蔵野音楽学園江古田キャンパス解体工事
 種別: 鉄筋コンクリート造4階地下1階建て・木造2階建て
 施工者: (株)大林組
 工期: 2015年4月から2015年12月までの予定(石綿除去工事は4月~5月)。

 建築工事の概要は次の通り。
 名称: 武蔵野音楽大学 江古田新キャンパスプロジェクト
 地番: 東京都練馬区羽沢1-13-1
 用途: 大学
 規模: 鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造5階地下1階建て、延べ面積は約20,674 ㎡。
 事業者: 武蔵野音楽大学
 設計者: (株)大林組
 施工者: 同上
 工期: 2015年8月から2017年1月までの予定。 

 【東京電機大学】
 名称: 東京電機大学 東京千住キャンパス第2期計画
 建設地: 東京都足立区千住旭町52-4
 規模: 鉄骨造(制振構造)12階地下1階建て、延べ面積は約33,052㎡(地下駐車場、エレべータシャフト含む)。
 設計者: (株)槇総合計画事務所(統括設計・意匠)、(株)日建設計(構造・設備)
 施工者: (株)大林組
 工期: 2015年2月から2017年2月までの予定。

 2018年4月に情報環境学部および同研究科(千葉県印西市の千葉ニューキャンパス)を、東京千住キャンパスへ移転予定しています。

 【文教大学学園】
 文教大学学園は昨年に都市再生機構(UR)から東京都足立区花畑5丁目の土地約47,300㎡を取得し、新キャンパスを2020年前後に開設する予定です。
 現在はURの花畑団地があり、取り壊した後に建設の運びとなります。

 【東京理科大学】
 経営学部(1~4年次)と大学院経営学研究科は、2016年4月より久喜キャンパスから神楽坂キャンパスに全面移転する事になります。

 【尚美学園】
 解体工事の概要は次の通り。
 名称: 尚美ミュージックカレッジ専門学校(仮称)1・3号館改築工事
 地番: 東京都文京区本郷4-31-27
 解体規模: 鉄骨鉄筋コンクリート造10階地下1階建て、延べ面積は約3,257㎡。
 発注者: 学校法人尚美学園
 
 建築工事の概要は次の通り。
 名称: 尚美ミュージックカレッジ専門学校(仮称)1・3号館
 地番: 東京都文京区本郷4-31-27
 用途: 専修学校
 規模: 鉄骨造7階建て、延べ面積は約2,380㎡。
 建築主: 学校法人尚美学園
 設計者:(株)シグマ建築企画
 施工者: (株)安藤・間
 工期: 2015年2月から2016年2月までの予定。

 【お茶の水女子大学】
 建築工事の概要は次の通り。
 名称:お茶の水女子大学Students Commons新営その他工事
 地番: 東京都文京区大塚2-35
 用途: 学校
 規模: 鉄骨造2階建て、延べ面積は約897㎡。
 建築主: お茶の水女子大学
 設計者: 同上
 施工者: 未定
 工期: 2015年5月から2016年1月までの予定。



2015年5月2日土曜日

JR板橋駅から東上線ときわ台駅まで建築計画を探索(板橋区④)




 埼京線の板橋駅を降りると旧中山道はすぐそこです。その道沿いにマンション計画の看板がありました。予定では着工しているはずでしたが、既存建物の取り壊しもこれから始まるようでした。

 解体工事の概要は次の通り。
 作業期間(解体・石綿除去等): 2015年5月から2015年7月までの予定。
 施工者: (株)都市テクノ

 建築計画の概要は次の通り。
 名称: (仮称)板橋1丁目計画新築工事
 地番: 東京都板橋区板橋1-50-2他
 用途: 共同住宅・店舗(事務所)
 規模: 鉄筋コンクリート・一部鉄骨造14階地下1階建て、延べ面積は約3,996㎡。
 建築主: 新日鉄興和不動産(株)
 設計者: (株)下川建築設計事務所
 施工者: 未定
 工期: 2014年9月から2016年3月までの予定。


 旧中を渡って北方向に200メートルくらい行くと、それと並行するように国道17号とその上を首都高が通っています。その道を西に向かいました。
 少し行くと建築予定地がありました。

 建築計画の概要は次の通り。
 名称: (仮称)板橋1丁目計画
 地番: 東京都板橋区板橋1-44-7他
 用途: 共同住宅(小規模住戸数70戸)・店舗1戸
 規模: 鉄筋コンクリート造13階建て、延べ面積は約2,530㎡。
 建築主: 伊藤忠商事(株)
 設計者: (株)合田工務店
 施工者: 同上
 工期: 2015年6月から2016年12月までの予定。


 その斜め向かいにも建築予定地らしい囲いがありました。

 建築計画の概要は次の通り。
 名称: (仮称)彰栄リハビリテーション専門学校新校舎
 地番: 東京都板橋区4-760-8
 用途: 専門学校
 規模: 鉄骨造8階建て、述べ床面積は約1,532㎡。
 建築主: 学校法人彰栄学園
 設計者: 大成建設(株)
 施工者: 同上
 工期: 2010年1月から2010年10月までの予定。


  さらに西へと行きますと旧中山道と交差する所があります。そこではりそな銀行板橋支店の改築工事が行われていました。

 建築計画の概要は次の通り。
 名称: りそな銀行板橋支店新築工事
 地番: 東京都板橋区板橋3-891-1
 用途: 銀行の支店
 規模: 鉄骨造4階建て、延べ面積は約1,301㎡。
 建築主: (株)りそな銀行
 設計者: (株)奥村組
 施工者: 同上
 工期: 2014年10月から2015年8月までの予定。

 
 ここから更に国道17号を西に行くと、道が分かれていて、国道17号や旧中山道は北へと方向を変えるのに対し、真っ直ぐの道を行きます。これは旧川越街道の道筋で、暫くして山手通りを横断すると東上線大山駅へと続く商店街になります。
 その入口近くの山手通り沿いに建築中と計画段階のマンションの看板がありました。

 建築計画の概要は次の通り。
 名称: (仮称)AZEST大山東町新築工事
 地番: 東京都板橋区大山東町29-3他
 用途: 共同住宅
 規模: 鉄筋コンクリート造14階建て、延べ面積は約2,069㎡。
 事業主: AZEST(株)
 設計者: (株)フォルム建築計画研究所
 施工者: 未定
 工期: 2015年7月から2017年4月までの予定。

  名称: (仮称)大山東町マンション新築工事
 地番: 東京都板橋区大山東町29-18他
 用途: 共同住宅34戸(内小規模住宅33戸)
 規模: 鉄筋コンクリート造10階建て、延べ面積は約1,172㎡。
 建築主: (株)DIPS
 設計者: (有)ノア・プランニング一級建築士事務所
 施工者: 日広建設(株)
 工期: 2014年12月から2015年12月までの予定。
 


 商店街の入口近くです。

 駅のそばの踏切です。


 大山駅に向かう商店街の200メートルくらい北に東京都の独立法人長寿医療健康センターがあります。2013年に旧施設の隣に建て替えられたばかりで、今度その古い建物を取り壊す工事があるのですが、どうも7月以降になりそうです。かなり大規模な解体工事になります。
 こちらが新しくなった東京都健康医療長寿センターです。


 黄色い部分のさらに濃い黄色が新しい建物で、他の茶色や灰色の建物は古い建物です。


 これらの建物が取り壊された後に、何ができるのかはまだ分かりません。


 建物の周りをフェンスで覆って立ち入りが出来ないようになっています。

 施設の北側から写しました。


 その写真を撮ったそばで区立保育園が解体工事を始めていました。

 解体工事の概要は次の通り。
 施工者: 大和リース(株)
 工期: 2015年4月から2015年5月までの予定。


 健康医療長寿センターと線路を挟んで都立板橋看護専門学校がありましたが、移転してセンター側に新築されたので、この一帯は閉鎖されています。



 上の図は以前の建物配置図で、真ん中あたりの看護婦宿舎などは下の図にあるような形をしたマンションに変わっています。




 中板橋の商店街では解体工事中と建設工事に入ったところがありました。
 真ん中辺りの線で囲った部分が解体現場です。

 解体工事の概要は次の通り。
 場所: 東京都板橋区中板橋21-15他
 名称: 中板橋計画解体工事
 規模: 鉄骨造2階建てと木造2階建ての2棟
 施工者: (株)花王土木
 工期: 2015年4月から2015年5月までの予定。 


  踏切のそばに建築の工事を始めていた場所がありました。

 建築工事の概要は次の通り。
 名称: (仮称)ヴァローレ中板橋新築工事
 地番: 東京都板橋区中板橋12-12他
 用途: 共同住宅
 規模: 鉄筋コンクリート造11階建て、延べ面積は約1,169㎡。
 建築主: 新英興業(株)
 設計者:(株)JP設計一級建築士事務所
 施工者: 新英興業
 工期: 2015年2月から2016年3月までの予定。


 ときわ台駅の近辺でも建築工事に入ったばかりのところがいくつかありました。 
 建築工事の概要は次の通り。
 名称: (仮称)板橋区南常盤台1丁目計画建設工事
 地番: 東京都板橋区南常盤台1-23-28他
 用途: 共同住宅
 規模: 鉄筋コンクリート造8階地下1階建て、延べ面積は約7,619㎡。
 建築主: (株)サンケイビル、フジ都市開発(株)
 設計者: 木内建設(株)
 施工者: 同上
 工期: 2014年12月から2016年8月までの予定。


 建築工事の概要は次の通り。
 名称: (仮称)板橋区南常盤台一丁目計画新築工事
 地番: 東京都板橋区南常盤台1ー21-5他
 用途: 共同住宅64戸
 規模: 鉄筋コンクリート造5階地下1階建て、延べ面積は約2,240㎡。
 建築主: パーソンテクノロジー(株)
 設計者: (株)スタイレックス
 施工者: 内野建設(株)
 工期: 2015年1月から2016年1月までの予定。
  

 名称: (仮称)千葉金属工業ビル新築工事
 地番: 東京都板橋区南常盤台1ー26-9他
 用途: 事務所
 規模: 鉄筋コンクリート造5階地下1階建て、延べ面積は約633㎡。
 建築主: 千葉金属工業(株)
 設計者: (株)杉浦建築設計事務所
 施工者: (株)協栄組
 工期: 2015年3月から2015年12月までの予定。