東日本大震災の時に、埼玉県では一部に液状化したところがありましたが、地震の影響はそれほどなかったようです。
でも、県西部の山岳地帯の中にある秩父盆地では、市役所の庁舎が被害を受けて、使用出来なくなってしまいました。
立ち入り禁止になっています。
窓ガラスがあちこちで割れて、板の張り付けてあるのが分かります。
外見からは被害のようすはそれ程分かりませんが、中はひび割れがかなりあるようです。
セメントの材料の石灰で出来ている山なので、ズタズタに削られています。
石灰は海の底の堆積物なので、大昔はこの山も海の底だったということです。クジラの歯の化石も採れたりするので、クジラも泳いでいたって事ですね。
西武線の駅に写真が飾られていました。ビニールで反射してしまっていますが、もとはこんな山だったのです。